枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

スペードの女王

2014年05月24日 | Weblog

 便秘作用には、繊維質の野菜を食し、体を動かせるのがいい。と云うことは知っていても、横着者である故、運動をしない。従って、便秘に偏る。仕方なく、ヨーグルトを食べるが、余り好きでないので、渋々である。これがドクダミ茶を飲用すると、効果が大きい。

 寒中に掘った根槐は、ドクダミ独特の臭いがしない。尤も、慣れたから気にならないのかも。ドクダミは動脈硬化を予防するが、入梅前の時期、花の咲いた頃に刈り取る。根槐は、毒下しになると言うが、体内の不純物を濾過し、排泄する働きを援けるからだろう。

 身近にある薬草には、物凄い繁殖力があり、刈り取っても直ぐに新芽を出す。寒中に掘った後を見てみたら、倍に増えていた。近くの友人が要るので、今度の休みには刈る心算。時々、毛虫がさばっていることがあるが、自然の力と薬草の援けを借りているのか。

 ドクダミを増やすべく野放しにしているが、葉の形がスペードで、白い可憐な花を咲かせるので、女王と思っている。古来、薬草として様々に使われ、生かされてきたドクダミは、体内の十の臓器を活性化してくれる。枇杷葉茶と飲めば、向うところ病気なしだ。

 肩凝りが酷くなる原因に、冷えからくるものがあるが、意外と気にしていないことに、軽い驚きがある。肩の大きく開いた服や、お腹の見える衣類には注意が必要。リンパ腺が詰っていることが原因でもあるが、蒟蒻を使って温めることを勧める。自分の手も佳い。

 先日の扁桃腺炎に、枇杷葉の生葉をお凸に当てたが、ひんやりとして気持ち好かったし、自然な感じで熱が下がった。体のだるさが消えたのもほっとした。自然に生かされていることのありがたさを感謝した。薬草は、体にやさしく沁みこむ。偉大なる宇宙環。

 薔薇と芍薬が咲いているが、大輪なので重たげである。支えが必要らしく、折れないように持たせてやる。白も植えているが、一度も咲かない。植え替えた方がいいのかも。他所で見たが、見事な立ち姿であった。日中と夜間の、温度差が大きいほど美しい。

 枇杷葉の根元に置いてある鉢。買うから増えるのだが、種も零れる。冬の終りから咲き始めて、庭を彩る。

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