自分でできない物は、買わないこと。作れた物を感謝して戴く。日本には、古くからある保存食として、塩や味噌、醤油という無添加物に漬け込む。紫蘇には梅を、柚は香りを、柿に至っては保存をする。味噌には、大豆が含まれている。蒟蒻や豆腐はヘルシー。
地球の未来に、自分のできることって何がある?大豆を蒔いて、根槐菌を増やすこと。麦を育てること。蕎麦もいいね。でも、初めは大豆からだよ。農薬も使わず、肥料も入れないでは、作物はできない?そんなことないよ。ちゃんと収穫している。味だって最高。
野鳥が啄ばんでもいいように、そこら中に蒔いておく。先日嫁が見つけた麦は、何と川の中で育っていた。風で飛んで生えたんだね。その生命力にびっくりする。地球滅亡の日は近いけど、その日までには何としても、できる限りのことを、精一杯やっておきたいね。
枇杷葉には、空気を清浄にする力がある。我が家には、小さな苗まで入れたら、60数本ある。それらが結界を張って、天に通じている。でもこれは、感じる者にしか理解できない。説明しようにも無理がある。自然のパワーをもらうには、心を委ねるしかないの。
天に星・地に花・人に愛。中学校の時、卒業文集に書いてくれた国語の先生。今どうされているかしらん。やさしい女の教師で、生涯を独身で過ごされている、とお聴きした。もし、過去に還れるなら、中学時代に往き、もっと学ぶことを本気でしておきたいと思う。
何しろ、勉強そっちのけで、漫画ばっかり読んでは描いていた。石の森章太郎の『漫画家入門』に首っぴきで、毎晩遅くまで起きていて、父親にどやしつけられた。インクで真っ黒になった指や、ホワイトの付いた服を、洗っても落ちないと母親に小言をもらう日々。
思えば、我儘の通る、幸せな自分が居たのだ。何という贅沢な年月であったことか。祖母の想いも、父母の苦労も気づかないで、やっとその心に触れることができた。遅かりし由良の助ではないか。然も、半分しかやる気のない・・・。遊びと言われても仕方ない。
立春過ぎの庭には、あちこちに咲き始めた、クリスマスローズがきれいだ。こんなにどんどん増えるとは・・・。