今朝の気温-1℃に、すばると布団から出でず温もりを貪る。湯たんぽは足元に温かく、空気清み青空が広がる。然し、指先の感覚怪しいのも洗濯さえ怠け心。一連の朝の行いをしていく中に珈琲を挽いて淹れれば気持ち落ち着き、枇杷湯ストーブにてかけたれば煎じて。
ここ数日、向田邦子作品に田中裕子主演を見つけた。二十四の瞳・DVD、手に入らず観ていない。小豆島に渡り、坪井栄生誕の場所まで行くが観光化されて当時の面影は薄く感じてしまう。初夏の風爽やかに、オリーブの実青く揺れているさまは新鮮と瀬戸内海穏やか。
昨夜、検索していて見つけたのが、南総里見八犬伝。名刀村雨の謂れ、浜路と犬塚信乃との仲から物語の展開。NHKの人形劇が殊更に懐かしく、久しく途絶えていた原作に想いが逸る。これは日本のSFの原点とも云え、御伽草子ではかぐや姫が当たるをご存じですか。
エンジェルナンバーが示す数字は、他人は知らず今を必要と現れて来る。これも観られるのは一度限で、繰り返せない為心に留めるもの。偶然に?否必然的に訓え、行く先を示す。事象が現れる頻度にも因るが、迷いではなく心せよと促し誘われるとも覚え感謝祈り於く。
三日ばかり気温も上がらず、庭の徘徊時梅の香漂うも室内に籠る。台所の出窓に置いたシクラメンや、居間の鉢物・ベゴニア花を咲かせしに心和む有難さ。新聞に目を通し、枇杷葉茶の温もり咽喉を潤し静かな一時。宇宙から与えて貰えることの何と多くあるのだろうかとも。