枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

如月・朔・大潮

2024年03月10日 | Weblog

 今朝も気温低く、手先の感覚怪しきストーブで暖をとる。煮炊きが出来る物なのも有難く、枇杷葉茶を入れ換え煎じる。その間には、珈琲を挽いて淹れ洗濯しつつ新聞に目を通す。朔日には塩換えなのもあり、段取り良く行い済ませPCの前に座れば一安心である。

 団地の総会も、副会長に大いに助けられての役だったが事故も無く終え肩の荷が下りた。路上駐車や草刈り参加等、議題に上がるものの個人の認識の違いに負う。業者に頼めば時間と人数もあり、容易くはない。高齢化している実情も有、難しいことも増えていく。

 如月は仲春となるが、意外に気温も上がらず雪花の舞う日も多い。農作業に種を蒔くのも、霜除けは必須であり日中の温度も怠れない。遅霜が降りなくなるのは、5月連休辺りで油断すると苗は育たない。旧暦で云えば卯月朔日、衣類に入れている綿を抜く季節為り。

 四季感に乏しく、様々なことに早く・速くと急かせる時世も違和感ありとも。庭を徘徊時、木通の新芽が芽吹いてきているを見つけた。クリスマスローズは昨年から開花しているのもあり、花数も増え咲き競う。自然発芽なのもうれしく、零れ種が育ち今に至る歓びとなる。

 椿も蕾が綻びて、エリノアと乙女椿愉しみに待つ。エリノアという品種なく、この名を付けたのは講談社新人賞受賞しながら夭折した作者への想い。受賞後の原稿もあったというが、見られることは皆無。それにしても、あの時代に心が躍りのめり込んでいた懐かしさ想う。

コメント (2)
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