晴れてはいるものの、陽射しは柔らかく気温の低さに指先冷たくありて。枕草子のように非ず、近年の異常気象を思えば気持ちもうかれず。木通の蔓が伸び始め、花房も多く見られては顔も綻ぶ日に感謝。クリスマスローズ次々開花。
ネモフィラは種を蒔き発芽しており、一輪が咲いている。椿の蕾は膨らみつつ、色も先に見え始めて愉しみと日を繰るなり。春先のご馳走に蓬摘みて、天婦羅に食せば苦味なくさっぱり。腰痛には、葉を摘み乾燥させて当てるが佳とも。
枇杷葉の花芽も結実が見え、小指大となっている。お彼岸過ぎたら袋掛けにはいるが、剪定を多くしたから収穫は少ない。脚立に上がるのも怪しく、落ちれば打撲だけに済まぬと思う為でもある。年齢的に無理はできず、無茶も同じと。
庭に植えての枇杷葉は、結実しているのが10本程確実にある。昨年には、店頭販売物と変わらずの大きさと味の出来に歓びとなる。丹精込めての見回り以外、農薬散布はしない。自然農法を手本・基本の育成として、今日に至る為り。
その年数を思えば、試行錯誤を伴いつつ宇宙・森羅万象からの訓えあり。心の片隅に、止めよう・諦めの挫けそうになること多く有。その度に、多くのブロ友さんからの支援を気づかされた。今は更なる励みにと努力し、心に留め於く所存。