久々の空は、あくまでも澄み青い空が広がっている。早朝の気温は低かったが、昼近くになると汗ばむ陽気になる。大型台風が接近中、という情報に空を見上げる。どうにも気持ちの休まる季節には、程遠い。夕方の西の宇宙に金星が燦然と輝く。
文明の利器を充てにしていると、病気に気づくのが遅くなる。人間の持つ、自然治癒能力を生かす方法で暮していないと、いざと言う時に困惑する。冬・暖かく、夏・涼しいでは、体の機能が低下して、本来の働きをしないのだ。何か、間違っている。
枇杷葉茶を飲み、枇杷湯に浸かり、枇杷葉ローションを体に塗り、大抵の怪我や病には、身近な薬草で治す。薬なんていうのは、気休めに過ぎない。熱がすれば解熱効果のある、梅干を食べた。風邪を引く前というのは、胃腸が荒れているもの。
白粥を戴き、安静にしていれば、2.3日で快癒する。それを無理して体を酷使するから、熱が出て、体力を消耗させる。温かい物をゆっくりと食べ、睡眠を充分に取る。風邪を引いて、意識が朦朧とするよりは、よっぽどいい。病院に行くより眠ります。
尤も、インフルエンザの季節になると、周りが煩い。受診しろ、と眼を吊り上げる。自分の体のことは、他人様に云われるまでもまでもなく知っているが、何が何でも病院に行かそうとする。風邪は膳の下、と古人は言っている。外に行けば悪化する。
取り敢えず、枇杷葉の種を齧っておく。今朝も、体がだるかったのだが、それですっきりした。ありがたい枇杷葉です。生命力が旺盛なので、細胞を活性化するのでしょう。梅を練った丸薬も効くので重宝している。これは腹痛になった時覿面効果が。
年齢を重ねてくると、皮膚の滲みや黒ずみが気になるもの。ところが、枇杷葉茶には、美白効果が大きいので、続けていると消える。自然の力を借りることで、細胞が変化していくのかもしれない。ソバカスなど全く見当たらなくなった。摩訶不思議。
枇杷湯で、足の指の変形が防げる。歩けなくなる原因は、何か知らないが、膝の痛みには麦が効く。足の土踏まずを刺激し、指の動きを援ける枇杷湯です。皮脂も良く落ち、新しい細胞に変えていく。再生力をコントロールするのかもしれませんね。
これが菖蒲です。旧暦の、端午の節句には必ず、芽を出します。一種独特の匂いなので、あまり好かれない。花菖蒲は別物。