枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

狂った世界・・・

2014年05月21日 | Weblog

 戦争に突き進む法案を通過させる。原発を再稼動させる。第二次世界大戦で、日本は戦争に負けた。然し、アメリカの言い成りになる、約束はしていない。沖縄の、広島や長崎の、人々の苦しみや哀しみさえ、わかろうともしない。民主主義は消えたのだ。

 福島第一原発の事故は、未だ終息の兆しも見えないのに、どうして電力会社は、再稼動の安全基準は満たしている。と云えるのかが疑問?その申請書を、国民の誰もが閲覧でき、皆が納得できれば、再稼動をすればいい。自分たちに都合勝手な言分。

 地震が起き、津波には防波堤があれば、来ないと言い切れるのか。福島並みの規模でなど、今後には起こり得ない、と断言できるのだろうか。人間の、生き物の命を、何と思っているのか慄然とする。消費税を上げ、税金を増やし、見えない鎖で繋いでいく。

 歯車が狂い出すと、軋みが生じていき、長い間に回転を善から悪へと変える。然し、誰にも気づかれることもなく、それらの方が正しいと信じられる。現在のメディアの力なら平然と行える。ニュースになることもなく、命が闇に消えていく。信仰宗教よりも手強い。

 農業をする者が居なくなったら、困るのは誰だろう。便利で快適な生活を勧め、大都市で暮す人々だろう。金があれば、買えると思っているが、然もありなん。作る人も大切だが、土・水・風・太陽に月・自然がなくてはできない。科学の力だけでは無理がある。

 人間の命を作るには、自然の力が必要だし、潮の満干潮と月の満ち欠けがなくては、生まれてこない。歪んだ世界には、理論も概念も存在しない。海に生きる人は、魚の居る場所は知り尽くしているし、山での生活者は、獣らのテリトリーをわかるものであった。

 家事は電化製品が片付け、田畑はしないでスーパーで、きれいで季節感のない野菜や果物を求める。農薬漬けであっても、真っ直ぐな物、彩りや気分で買う。それらが違うことにも気づかないでいて、子どもを産み育てる。ノアの箱舟さえ、造れない世の中。

 小満 光熱ともに旺盛となり、陽気天地に満ちる、と言うの意味で、小満と言う。毎年、五月二十一日頃である。今晩は、下弦でもあるが、月が欠けていき始めうると、かなり遅い月の出になる。明け方の宇宙に、薄い影の月が残っていて、儚げでもある。

 クリスマスローズが咲き始めた。鉢植えにしているので、あちこちでその賑わいを見せる。桃色、白色、薄桃色とある。

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雨になる・・・

2014年05月20日 | Weblog

 近くの友人と薔薇園に出かける。その間は、雨が降りてこなかった。曇り空ではあるが、寒くもなく程好い気温。今朝は、何時ものように起きて、新聞を読み、珈琲を飲む。その後、巻き寿し作りにかかる。ほうれん草と蒲鉾、卵焼きとお漬物で巻く。

 友人が到着した時には、巻きだしており、10本を手早く終える。数十分の場所なので、午前中に見て回る。園内には、芳しい匂いが溢れて、種類も多々で咲き誇る。でも、花から農薬の臭いがした。我が家では、これが厭さにかけていないのだ。

 友人と帰宅して、巻き寿しを食べる。時間を置いたので、酢飯の味がちょうど良い。枇杷葉茶を飲み、世間話をしつつ、食後の珈琲を淹れる。帰り際、手足の痺れを話すので、肩凝りに枇杷葉がいいよ。と言っておく。病院で薬と治療をしているそう。

 お腹は、冷やしてはなりません。蒟蒻を軽視するけど、昔からの治療法の方が、よく効くこともある。毎日、心を込めての治療をすれば、心にも佳い影響が出る。思春期にはよくある、暗示療法かもしれない。何れにせよ、お腹は冷やさないことだ。

 花の咲いているのを見て、バッタを捕まえる。尺取虫も毛虫もいて、捕獲するしかない。朝起きたら無残な姿になっていることも。今日も、蕾2つが消えていた。水遣りもしておく。雨が降るとは言っていたが、かなりうつむき加減。柄杓でかけておく。

 孫を迎えに行くべく、用事を抱えて出かける。雨が顔にかかる。迎えの時間を少し過ぎて、慌てて学校に着く。ありゃりゃ、べそをかいている。お姉ちゃんが中学生になったから、一人で待っていのが、ちょっと心細かったらしい。思わず抱きしめて謝る。

 手洗いと嗽をさせ、お八つにする。桜餅を2個、バナナを1本、枇杷を2個食べる。体力がついてきたのか、食欲が増しているよう。とても静かである。宿題をしているらしい。音読を聴いて、と教科書を持って来る。その後、お姫さま物語を読みだした。

 孫が、あれは白枇杷?と言うのには、甘くて美味しいのを知っているからで、皮の色は薄いが、濃厚な味です。

 

 

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揚羽は何処に・・・

2014年05月19日 | Weblog

 揚羽がいない。蛹になったものと思うが、孵化するのに何処にいるのか?2匹ほどは未だ黒いままで、柚の葉を齧っている。でも、柚の葉自体がない。一体どうやって大きくなるというのか?何しろ木丈が30cmくらいであるから、無理があるというもの。

 先日には、揚羽蝶の産卵を見たが、そこまではわからないのか、逃げもせずだった。自然の掟では、約束されているのだろう。そういった命の育みは、人間の愚かしさを悟るように促す、地球の警告にも思えた。戦争へと突き進んでいく、人類の危うさも。

 明日は、雨らしいが薔薇園に行く予定。近くの友人との珍道中で、何時もの如くぶらりと出かける。孫の迎えもあり、巻き寿しを作る算段をしている。休みでありながら、じっとできない性格が禍する。然し、転じてよろこんでもらえればいい。自己満足かな。

 覚せい剤の所持で捕まった当人、知らなかったでは通るまい。小学生でもわかることを、いい歳をした大人が、言い逃れとは呆れる。芸能界というところの不可思議さでもあるが、有名であることの意味を違えているのだ。人間としての価値は何だろう?

 自分を知ることも大切なことだし、逝き方でもあるだろう。栄光を握れるのは、僅かな者でしかない。メダカや雀の学校は、普通であるのがいい。物事を極められる人間になろうとしても、並みの意志ではなれない。神に選ばれし者にしか、与えられない。

 昔ならいざ知らず、現在の複雑極まる時代では、考えように依っては、知能犯のことが多い。どんな事件も、最初だけのことで、次からは模倣犯に終わってしまう。人間の頭脳など、たかが知れていようもので、科学が進歩するほど、コピーされていく。

 人間には五感があるが、第六感という未知なる感情も存在する。事前に起きることがわかったりする能力で、意識が一瞬途切れる。我に還った時、視たままを話すと、嘘つきと云われるが、幻でもでたらめでもない。数分後か数時間か、必ず起きる。

 特殊な能力ではなく、誰もが持っているもので、意思の強さや、感情のコントロールに依って異なる。或いは、信じるかそうでないかにも影響がある。そういった心理に、覚せい剤は浸透して、気づいた時には抜け出せない。十重二十重に縛られている。

 自然を知ることは、宇宙を知りこと、神の存在を信じることでもある。森羅万象、ブラフマンの創造の中で繰り広げられる。

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月日は一瞬の如く・・・

2014年05月18日 | Weblog

 正月であったのは、つい先頃のような感覚がする。寒さにびくつき、春の待ち遠しかった想いは何処に行ったのだろう?夏日のような極端な天気や、寒さのぶり返す気温に戸惑っていた。爽やかな季節になったもので、吹き渡る風に、初夏の匂いを感じる。

 速いもので、5月も半ばである。年を重ねているから思うのか、単に時間が素早く過ぎるのかは不明。1日は24時間と言うが、果たして真実なのか?ちょっと疑ってみるのも、疑問を抱いているよりはいいかもしれない。等と考えてみたりする。もったいない。

 薔薇祭りが始まっていて、天気もいいので出かける。古里は、何時訪れても懐かしい。高齢になられてはいるが、皆さんお元気なのは何よりと散策する。売店の方に行くと、名前を呼ばれる。然し、誰やら見当がつかない。相手に名乗られてびっくりである。

 大勢の中、偶然の出会いである。尤も、こちらは仕事であるから、世間話はできないが、一瞬学生時代に還る。時間が逆戻りするのも不思議な感じで、言葉は必要ない。お互いの顔を見れば、納得できてしまう。先輩・後輩であった当時が、走馬灯の如く。

 このところ毎朝、揚羽の幼虫との語らいが続いている。蛹になったらしいのもいて、その変化に驚く。命の育みに眼を瞠る。自然の掟とは、弱肉強食ではあるが、どんな小さな生き物にも、生きる権利のあることや、人間の勝手我儘は、思い上がりと気づく。

 絵本を差し上げた子どもさんから、声の便りが届く。つい顔が綻び、祖母ちゃんになってしまう。よそ様のお孫さんであるが、可愛くてならない。小さい頃から知っていると、ほだされてしまうのも仕方のないこと。妹ができてから、ちょっとお兄ちゃんになった。

 今年のブルーベリーは花が少ない。桑の実は鈴生りで、剪定するのにたわわに撓る。昨年、桑の実をジャムしたり、焼酎に漬けたら、意外に美味しかった。氷砂糖を入れてみるのもいいかも。夏に飲むジュースには、さっぱりするかも。送れないのが難点。

 早春に咲いたクリスマスローズ。鉢を置いている下には、たくさんの芽が見える。数年経つと株も大きくなる。

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初夏に咲く・・・

2014年05月17日 | Weblog

 我が家の薔薇が咲き出すと、そこかしこに花が見え出す。手入れの行き届いた薔薇が、華やかに咲く。時候も一番佳い。風が爽やかで心地よい。だが、個人の心理に、どういった影響を及ぼすのかは不明で、生活環境で大きく変わる。農作業に猫の手も借りたい。

 端午の節句の菖蒲が、随分と伸びた。独特の匂いがあり、花菖蒲とは違う。母が元気だった頃に、息子のために掘ってくれた。白枇杷の根元で、ひっそりと芽を出す。ここには韮もある。残ったのを、放っていたらついた。ゴミで出すよりはいいかと、思ったまでだ。

 肩凝りが可なり、改善された。毎晩の枇杷葉での治療が、効果を現したもので、その威力に今更ながら驚く。焼酎に漬けているので、皮膚の中に浸透していき、朝の目覚めもいい。体のだるさが消えるのもうれしい。仕事中や日中には、動くのでずれてしまうのだ。

 湿布押さえで止めれば、いいのだろうが、遅刻したら元も子もない。入浴してから、就寝前に貼るのが効果もある。不眠も解消される。まさに一石二鳥というありがたさ。行く行くは高齢者になるのだから、予防的な方法である。自然療法の施設があればいいのに。

 施設としては、儲からないと思うよ。でも、人間が本来持っている、自然治癒能力を援けるのなら、長生きも愉しい。薬を飲んでの延命など望まない。自分のしたいことをして、食事を美味しく戴ければ、それが最高な生き方。死んだら、自然に還りたいものですね。

 ねこまるせんせいの絵本を、其々に子どもさんの居る方に差し上げた。反応が面白い。本を何故か破りたがり、齧りたい児と、あまりうれしそうでもない児に、妹が読んでくれと母親に持って来るそう。グレードが幼稚園児なので、小学生には物足らないかも・・・。

 然し、話の筋はしっかり覚えていて、面白かった場面を言うと頷く。虫歯になるお菓子よりいいでしょ。と思ってのプレゼント。本を読めば、その世界に行って来れるし、違う世界にも興味が持てるというもの。何故、どうして、へんだなぁ、不思議だね。世界が拡大。

 ナルニア国ものがたり。全巻読破する。7巻ある中で、一番興味があったのは、魔術師のおいだ。次いで、ライオンと魔女。銀のいすも、馬と少年も面白みに欠ける。何だかまわりくどい感じで、読み辛かった。尤も、クリスチャンでないから、理解不能になるのだ。

 白枇杷の花芽。苞のまま年を越したので、花は咲かないで枯れる、と思っていたら、立春過ぎから咲き出した。

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奈良・興福寺御薪能

2014年05月16日 | Weblog

 婦人画報で紹介された当時には、11・12両日で行われていた。金・土日でしないと、人寄せにならぬのか。でも本来は、晴天であれば夜の闇に浮かび上がる松明が燃え、その明かりで舞う様が艶やかで、気迫も違っていた。伝統芸能も儲けが絡む。

 西瓜の苗を赤、黒、黄の小玉にした。たくさん生らなくても、凉らしさがあっていい。尤も、今夏は長雨で冷夏というから、期待はできない。日曜日に植えたピーマンや胡瓜苗が、雨でついたようだ。早くから植えているトマト苗には、花から実になっている。

 揚羽の幼虫が、かなり大きくなった。黒い小さなのも数匹いて、微笑ましい。午後に庭に居たら卵を産みに来ていた。え~っ!そんなに産み付けて、柚の葉がないよ。育ってくれるかな?薔薇の蕾が、2つばかりやられている。毛虫の仕業であろうか

 今朝は、風があったので傍に行くまで気づかなかった。枇杷の枝が揺れているのに、折れたのかと思いきや、やまかがしであった。餌の蛙が、葉に乗っかっているのを、呑んだばかりか危害は加えてこなかった。やれ、ニシキヘビでなくてよかったよ。

 我が家の庭には、生き物なら何でも棲むらしい。見苦しくない程度にはしているが、それでも棲息する確立は高いだろう。まあ、以前には田んぼであったのだ。人間の都合で住宅にしているのだから、当たり前と言えば当然だが。農薬をかけないのだ。

 晴れていると布団が干したくなる。洗濯物もはためく。炬燵布団を夜干しして仕舞う手筈。押入れを片付けておく。大豆を蒔く。プランターに、庭中にばら蒔く。蓬と唐辛子を入れて、大蒜待ちにする。農薬の代わりを作る。図書館に出向き返却し、借りる。

 肩凝りに枇杷葉を貼って寝ているのがいい。首が回らなかったのが、軽くなって動く。日中はせわしないのでできないが、布団に入れば眠るだけ。湿布にしての治療法なので、どうかなとも思ったが、以外な効果に驚く。当分続けてやってみることにした。

 早春のねこやなぎ。寒さが抜けない風の中を、揺られている。銀河が、小さく鳴いたようで、思わず振り返った。

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望・薔薇の咲く・・・

2014年05月15日 | Weblog

 雨で潤ったのか、薔薇が咲き始めた。雨に濡れているさまは、優雅である。揚羽の幼虫は、最後が脱皮し、緑になった。4匹が柚の葉に乗っかっている。早朝には、雀が姦しい。庭に来て毛虫を啄ばんでいる。揚羽も狙われていたのだろうか?危ないですな。

 一日中、肌寒かった。先日の魂げる暑さとは反対で、体調の崩れも気にかかるところ。昨夜は、左の肩に枇杷葉の焼酎漬けを乗せた。背中に届かないので、仕方ないが改善され軽くなった。枇杷葉温圧療法ですれば、効果は上がるのだが、少し無理がある。

 Aさんの息子さん。足が痛くてならなかったのが、枇杷葉の生葉を足に敷いていたら、治ったとのこと。腰痛予防にも効くので、騙されたと思ってやるのも方法。医者に行っても、出されるのは湿布だけ。足も腰も冷やしてはいけない。枇杷葉は手軽にできるよ。

 枇杷葉の生葉には、患部の熱があれば取り去り、症状に応じて効果を現す。何でもかんでも、医者にかかるのではなく、自然治癒能力を援けることを考え、施行してみるのもいい。生兵法は怪我の元。とも言うが、理に適った方法を行えばよく、見極めること。

 乙女椿の最後の蕾が咲いた。今年は、かなりの花が楽しめた。鉢仕立てなので、大きくならないようにしているが、見事な花を咲かせる。桔梗の芽が出てきている。明日は、大豆を植えよう。根根菌で、土中に微生物が繁殖する。土がふわふわになるのよね。

 炬燵を上げてしまってから、早まったと気づくが、今更出すのも厭だ。湯たんぽは、未だ使用中なので、これで我慢する。暑いのは、少々ではへこたれないが、寒いのには弱い。子どもの頃、厭になるくらい霜焼けには泣かされてきた。その記憶が残っている。

 明日は、西瓜の苗を買って来よう。ホームセンターに行けば、サントリーの苗が溢れている。個人店で買えば、種類は少ないが丈夫そう。次回は、苗を出してみるかな?祖母のやっていたことが思われるが、さてどうだろう。まあ、愉しみではあると考えよう。

 早春に咲き始めた、クリスマスローズの花。例年、長い期間を咲き、種は零れて発芽する。苗を育てる愉しみが増える。

 

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揚羽成長する・・・

2014年05月14日 | Weblog

 昨夜には、緑色に変わっていた幼虫だ。黒い横縞が目立ち、緑との対比がはっきりして、子どもの小指大くらいに成長している。あんなにたくさんいたのが、数匹になっており、自然界の厳しさを感じる。前から眺めると、愛嬌がある。脱皮して、次には蛹になる。

 柑橘類があれば、蝶が飛ぶかは知らない。子どもの頃には、蝶が飛ぶのは羽があるから、と思っていた。まあそれには相違ないが、決まった道そのしか飛ばない、というのには驚いた。時間も略同じである。人間よりも正確に、飛ぶのを繰り返す。優雅な舞いだ。

 Aさん家に、水を戴きに寄る。お孫さんが帰っていないので、夫婦二人ののんびりした時間だ。つい、お邪魔しておしゃべりが弾む。尤も、枇杷葉談義であって、足の痛みや、体調を尋ねて様子を伺う。くれぐれも、無理と無茶はされないように言い置く。体が第一。

 庭の薔薇が咲き出した。農薬をかけないので、毛虫が齧った箇所が目立つ。それでも、毅然として宇宙を向く。真紅のドレスがよく似合う。芍薬は、硬い蕾で風に揺れる。薄桃色と白色と、濃い桃色が咲くのが待たれる。小手毬、鈴蘭にシランと、白色が清楚だ。

 赤は、セージを初めとして、撫子、薔薇がある。でも、白が多いのは確か。今年は、りささん枇杷葉とリエさんのに、苞がついてほしいところ。ドクダミの花が、たくさんの蕾を見せている。雨にけぶる庭に、カラーがすっくりと立つ。クリスマスローズも、咲いている。

 枇杷葉の緑の葉が、静かに雨に濡れている。ベゴニアの挿し芽が付いたかな?芋蔓は勢いが増していく。そろそろ大豆を蒔くかな。鉈豆も植えておこう。今度の休みには鶏糞を買わなきゃ。野菜に入れるんだが、やり過ぎに気をつけなくては、枯れてしまう。

 このところ毎晩、右肩に枇杷葉の焼酎漬けを貼っているが、痛さが軽減した。左肩にも遣ってみよう。と考える。腰痛に覿面の効果があり、同時に肩にも効いた。治療をするのも、自分ではできないので、どうしても後まわしになる。こういう時、孫の手が要る。

 西側の枇杷葉。こんなにたくさん付いていたのが、寒さにやられて全滅。枯れてしまった。花芽茶にして飲んでいる。

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ねこまるせんせい・・・

2014年05月13日 | Weblog

 りささんの新刊が届き、早速広げた。うん!アイデアが微笑ましく、子どものよろこびそうな話が面白い。ねこまるせんせい、今回もたのしい内容ですにゃん。我が家には、揚羽蝶の幼虫が、黒い体から、緑色に変わり、蛹になりつつあります。柚の木、葉っぱがない。

 命の誕生は、小さな世界こそ面白い。眼には見えなくとも、様々な世界が集まっている。昆虫や爬虫類は苦手だが、かといってそれらの生き物に、罪がある訳はない。残酷なことでは人間の方が深く大きい。高々知能指数が異なるだけ。偉そうにしているだけでしょ。

 便利で簡単な生活を送っていると、金銭的なことで満足しても、欲望が大きくなるばかりで、精神的にはストレスが増す。子どもの成長も、育むことが大切ではある。幼い時には何を於いても、愛情を注いで欲しい。泣くには理由があるのだ。抱き上げてあやしたい。

 愛情豊かに育っていれば、精神的な面での思考が深くなり、自然を愛で、慈しむ心を持つ。機械に頼ることもなく、理性と感情のバランスが取れる。親が教えなくとも、していることで学ぶものだ。反面教師もあるが、屁理屈を捏ねるだけ。親も子も一緒に育っていく。

 ばあちゃん、ぼけるで。ここに書かれていることは、当たり前と言えばそのとおり。歳を重ねれば何処かしら悪くなる。薬の力はしれたもので、何種類ものを一度に呑む等、狂気の沙汰。ドクダミや鉈豆、枇杷葉茶には薬害は少ない。時折だが合わないこともあるのだ。

 蓬は、団子で食べる分には、どうということはないが、風呂に入れたり、お茶で飲むと湿疹が出る。分量にもよるが、そういった体質的なことが、薬害という形で出る。枇杷葉茶にも、ちょっと抵抗があったり、かぶれることも間々あり、個人差もあるのは否めないところ。

 枇杷葉も、葉の裏側の羽毛を、束子で擦って煎じたり、焼酎に漬ける方法もある。花芽茶には、実になる部分が詰っているので、飲むのにはきついかもしれない。香りを愉しんだり、疲労が重なっている時だけにしたり、ローションで使うのもいい。試してみないとね。

 宇宙に浮かぶ月と、金星、木星。素晴しいショットに、寒さも忘れて眺める。美しい宇宙を眺められるのは幸せなこと。

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雨に唄えば・・・

2014年05月12日 | Weblog

 今朝、曇り空に用心して、傘を持って出かけた。案の定、窓に音もなく当る雨粒。何時しか歩道も湿っている。芋蔓を植えたのに、ほっとした。野菜苗に水遣りも助かる。揚羽の幼虫が小さいのも含めると、10匹ばかり。見た目はグロテスクよ。

 黄たて揚羽、麝香揚羽の幼虫と思う。黒いビロードに橙の線のや、緑の紋をつけたのも見たことがある。日高敏隆さんの、蝶はなぜ飛ぶかに興味を持ったが、実際にそのさまを眼にすると、唖然とするばかり。優雅な舞いに心を奪われる。

 家の中ばかりに居ては、こういった自然からの恩恵には出遭えない。神さまの心使いに感謝する。祖母が、何よりも大切にしていたことは、素朴で当たり前の出来事であった。季節の花を愛でることと、偶然の歓びを秘密にしていたことである。

 誰彼なしに話せば、直ぐに捕まえようとしたり、家での飼育になってしまう。人間が囚われの身であれば、哀しみで心が張り裂けるだろう。揚羽蝶も同じではないか。自然を敬い、受け入れることこそ、蝶の美しさは増し、遭遇もさせてもらえる。

 テレビは無論、ラジオも満足に聴けなかった時代、祖母の愉しみは、蝶道に決まった時間を飛ぶ揚羽を、こっそり見に行くことは、至福の喜びであったろう。また、同じ時間に何故飛ぶのか、疑問を抱きつつも、極上の贈り物を受け取っていた。

 時計がある訳ではなく、太陽の影でできる長さを計って、見当をつけていたらしい。その時間が来ると祖母は、さも用事を思い出した格好で、姿を眩ますのだ。今思えば、何とも可笑しなことをしていたと頬が緩む。何時も自然との共存だった。

 明治生まれの祖母は、学校もろくには出ておらず、口減らしで嫁に出され、農家の働き手と子育てに追われ、戦争で子ども失い、夫を病気で看取り、仕事一途で働き尽くめ、80齢で亡くなった。寡黙な祖母であったが、子煩悩で優しかった。

 祖母が亡くなって既に40数年が経つ。朧になる部分はあるものの、細やかなことも思い出すのは、祖母の年齢に近くなって来た証拠。孫の誕生は、祖母が還暦を過ぎた頃。苦労ばかりをしてきた人生も、決して厭わなかった祖母である。

 店頭で買って来たパンジー。今年は、苗が上がるかな?発芽させるタイミングが難しい。最近の苗は、零れ種での発芽なし。

 

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