フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

雨の清里へ

2011-08-21 | 日記

いよいよ、今日は清里へ戻る日だ。荷物を整理して車に詰め込む。何回か往復してきたので、荷物は少なくなってきたというものの衣類、パソコン一式、カメラ、フルートと楽譜、酒粕漬けとヌカ漬けの容器、大阪にしかない、極旨「旭ポン酢」と「大黒屋串カツソース」、それに新しく買ったフライパンと鍋、籠など。積んでみると意外と多いではないか。

色々しているうちに、出発は9時を回ってしまった。ま、急ぐ旅ではない。この夏ご一緒にパーティをやった方たちに挨拶もしておこう。「また、ご一緒にやりましょう!」と声をかけあってお別れした。

西名阪~東名阪を走る。道は空いていて非常に走りやすい。名古屋西ICで事故があり1キロの渋滞があった。内津峠SAで昼食。ここのきしめんは美味しいので、必ず食べることにしている。清里のKさんにメールで現地の天気を聞くと、連日雨で寒いとのことだった。

その後、雨が降り始めて駒ヶ根のあたりでは霧と猛烈な雨で前が見えなくなった。諏訪湖SAに着くと雨は上がっていたが、曇っている。屋台から名物ローメンの美味しそうな匂いが漂ってきた。

4時前にに長坂IC通過。きららで食材を買う。5時アダージョの森に到着した。雨は降っていないが、霧がかかっている。
庭は、草が生い茂っていたが、霧の中にオミナエシ、ヤマユリ、オニユリが浮かんでいる。懐かしい景色だ。部屋に入ると20度だった。半袖でいると涼しいどころか、肌寒くなってきたので長袖をはおる。

夕食は、いつも通り、握り鮨とアラカルトで済ます。銀河ビールは、山の香りと味がした。


勝沼醸造の赤ワイン「アルガーノ・フオーコ」の軽くて柔らかい味が、舌、喉、を通って全身に巡っていき、すっかりい酔ってしまった。

 


涼しくなった大阪

2011-08-20 | 日記

今日は、曇っていて、時折雨が降った。非常に涼しい。

いよいよ、明日は清里に戻る日だ。結局この夏の一番暑いときに、猛暑の大阪にいるということになってしまった。盆の墓参り、友達との友好、もろもろの雑用をこなしていているうちに、暑さにも慣れてしまった。
それどころか、暑さを通り過ごして、涼しくなってきた。それで、清里に帰るというのだから、何とも不思議だ。
高校野球も今日が決勝戦である。西東京の日大三高が、青森光星学院に完封勝ち。準決勝に続き、ワンサイドゲームになってしまって面白みがいま一つだ。

図書館に行き借りていた本を返す。「南仏プロヴァンスの12カ月」は11月と12月を読んでいないので、続きは清里で読むことにしよう。

スーパーへ買い物に行く。調理道具売り場に前から気になっていた、お洒落なフライパンがある。米国Vitacraft社製。ネットで調べると一生物とも言われる。
オールステンレス、多層構造で熱伝導がよく、無水調理が可能でしかも余分な油がいらいないヘルシークッキングだ。売っているのは旧バージョンなので、大きく値引きされていた。「ふむふむ」手に持ってみると、ますます使いたくなってきた。妻も、痛く気にいってしまって、横にある深鍋も合わせて、買おうということになる。

ま、ヘルシーで電気代が節約できるのなら、それに越したことはない。どんな美味しい料理ができるか楽しみだ。


久しぶりの雨

2011-08-19 | 日記

(2010.8.25撮影)

テレビで高校野球の準決勝戦を見ていると、青森・光星学院対栃木・作新学院戦が雨で試合が中断した。そうこうしているうちに、こちらでも雨が降り出して来た。実に久しぶりの雨である。

窓から涼しい風が室内に入ってきた。嬉しいものである、そろそろ、大阪でも「耐えがたい暑さ」から解放される季節がやってきたのかな。高校野球準決勝戦は、2試合とも一方的なゲーム展開となってしまって、いま一つ面白みにかける。

南仏プロヴァンスの12か月。9月は狩猟の月、「田園地帯に第3次大戦に備えての演習がはじまたかとおもうような銃声が響きわたる。狩猟解禁である。」銃砲熱が高く、あるものは8丁もの銃を部屋に飾っている。何事につけ外見にこだわるのがフランス人は、初心者に見らるることを嫌うので、最初からプロ並みの装備をする、とある。

9月は、葡萄の収穫月でもある。ワイン貯蔵庫に案内されて、試飲をするところがおもしろい。「聞き酒にはワインごとに仮想の料理が出る。」ワインを試飲しながら、店主がそのワインに合う料理を口で語るのである。このワインには「ザリガニと鮭の焼き物」、こちらのワインは「ローズマリー風味のブレス産チキン」、あちらのワインは「こってりしたガーリックソースをかけたローストラム」などなど。こんな面白い試飲があるのか、読んでいるだけ、こちらも、その料理を食べてみたくなってきた。

今日は雑用の処理に追われてしまって、フルートを吹くことができなかった。八ヶ岳はではオミナエシが咲いているであろうな。


見たくなってきた秋の花

2011-08-18 | 日記

雨になるとの天気予報だったが、降りそうで降らない。夕方になって、ほんのわずか、お湿り程度の雨が降った。そのため、蒸し蒸しと暑い一日だった。

高校野球、奈良の智弁学園と栃木の作新学院戦。9回の表、5対6で負けていた作新学院が、6対6の同点から7対6に逆転した。9回裏、智弁学園が、がんばるかと見ていたが、あえなく三者凡退で試合終了。この試合もいい試合だった。

大阪の暮らしもだいぶ長くなってきた。しかも、このところ、やたらと蒸し暑い日が続いている。八ヶ岳清里では、もう秋が訪れているであろうか。庭ではキキョウやオミナエシなど、秋の花が咲き始めているだろうな。


曇っているがやはり暑い一日

2011-08-17 | フルート

今日の空は、やや曇っているので、日差しはそうきつくない。ところが気温だけはどんどん上がってきて、同じような暑さになった。

この暑さでは、部屋の中で本を読むしかないか。「南仏プロヴァンスの12カ月」を読む、丁度、8月まで来た。

「そんなことがあって、私たち夫婦はお互いにプロヴァンスの日差しに耐える山羊並の体質と丈夫な皮膚を喜びあった。暮らしの習慣が変わって、私たちは一日の大半を戸外で送っていた。…。いつしか私たちは地中海地方のまことに理にかなったのどやかな習慣にそまり、シェスタ、そう、たっぷり昼寝を楽しむことを覚えた。…

靴下というものを穿かなくなってすでに久しい。腕時計は抽斗に放りこんだままである。庭に落ちる物の影で大ざっぱな時間はしれる。今日は何日の何曜日かは分からないことはしばしばだが、そんなことはどうでもいいように思えてくる。気が遠くなるほどけだるく長い夏の日々。ただそれだけが素晴らしく、他に頭をなやますこともない。」

読んでいると、夫婦二人がリクライニングチェアにゆったり横たわり、遠くの丘の景色を見ている挿絵があった。「そうだ、リクライニングチェアだ」と思い立ち、ネットで検索する。これが、なかなかこれはというのがない。ほとんどが室内用のリクライニングチェアで屋外用がない。ようやく探し当てることができたが、生憎の在庫切れだ。暑い夏の日の午前中はこれで終わってしまった。

午後は、フルートの練習をしよう。部屋を閉め切ってクーラーをかけない、というのは、やはりつらいものがあり、クーラーを入れる。
ロングトーン、「毎日の練習」、各調のスケールとアルペジオ、アルテ20課の3曲をまずやる。次は、バッハBWV1033。第1楽章と第2楽章。ゆっくりやろう、大分曲を覚えてきたので譜面になじんできた。

続いて、「名曲31選」からドンジョンの「ナイチンゲール」。
この曲の感じがつかめないので、ネットで検索していると、「音楽の喜び フルートともに」というパスカルさんのブログに出会った。演奏のポイントをお聞きすると早速、教えていただいたのがうれしい。
教えていただいたドンジョン「ナイチンゲール」の練習ポイントは3点あった。

「一つは、カデンツァのように見えて、ピアノ伴奏がついているので、面倒くさく思えても、始めは拍をきちんと数えること。
二つ目は、中間部が難しいのは、短い区間に転調を繰り返すせいです。何調に転調するのかを、書き込んでおいて、それらの調のスケールを曲を吹く前に、練習すること。
三つ目は、装飾とトリル、一切無しと分けて練習してから、合わせてみること。」

1点目、テンポを落とし、拍をきちんと数えるようにした。3点目、最初はトリルや装飾音は外して練習しよう。2点目の転調のスケールの練習が難しい。曲の転調の分析はやったことがないのでハタと困ってしまった。それで、スケールの練習はお預けにする、ことにした。それ以外には、途中でテンポが速くなるところのテンポの取り方が難しかった。少しずつ練習を重ねていくしかないようだ。
夕方までフルートを吹いていたが、腕、指、肩に痛むところはなかった。フルートの支えが安定していたということだろうか。

今日は久しぶりに息子たち二人が揃ったので、一緒に夕食を食べることができた。