汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 平穏

2009年05月01日 | 初期中期の詩
清流に手を入れて
清らかな感情を川に流す
時間の流れも気にせずに
自然に自然と過ごす午後の日がな

嵐の後の晴天に、心は束の間の平穏を味わう
太陽に手をかざせば
透けて見える血潮に感慨を覚え
その見えざる手の中で、溜息をつく
深緑はますます勢力を強め
生命の躍動

晴れ渡る高気圧の空の上では、雲が育ち
虫たちが盛んに飛び回っては花に向けて挨拶をする
僕の疲れた心を太陽にさらして
ゆっくり味わおう
太陽の元手のひと時を
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