汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 夢路

2009年05月29日 | 初期中期の詩
今日、私はあなたの面影を夢路の中で見た
私は寂しさのあまり戦いて
あなたの姿を探すばかり
けれども足は思うようには運ばずに
あなたから距離は遠のくばかり
あなたは何処で待っているの
その姿を私に見せておくれ
思いは虚しく波紋のように拡がり、響き渡る

夢路から醒めて
寂しさは私の体に染み付くように
音もなく木霊していた
朝のまどろみの中で
あなたの面影は、濃い霧の中へと消えていった
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