汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 叩き潰せ

2009年05月22日 | 初期中期の詩
邪魔な荷物だけが刻々と積もっていく
知識に埋もれた自分は今すぐに窒息してしまいそう
何が自分で、何が偽りなのか
積もり上げて何か変わるだろうか
僕の中には風が通る隙間が見つからない
僕が偽りになっていく
今こそ積み上げられたものは叩き潰せ
今すぐに
積み上げられたものは叩き潰せ
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みやすけの詩 雨

2009年05月22日 | 初期中期の詩
冷たい雨に打たれて
風雨に彷徨う悲しみを胸に留めた
自然の恵みとはこんなにも寂しいものなのか
心を通して見る外界は中心もなく歪んでいる
雨粒が頬に当たっては滴り落ちる
こんなにも惨めで鬱屈とした生に
僕は訳も分からぬまま
この身を引きずり
歩いている
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