汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 無題

2009年05月19日 | 初期中期の詩
未来の風に吹かれて
今の自分がとても怖かった
突き止めれば何もかも否定もされ肯定もされ
そんな渦の中にいる自分がとても怖かった

あなたの腕の中で泣いたあの時も
恐怖の片隅でそっと差し伸べてくれた小さな手も
僕の小さな震える心に安らかな平穏をもたらしてくれた

理屈の渦は世界に伝染している
皆が己の狂気の渦に飲まれて
苦しみ、もがき
傍にいつもいるすばらしい友の存在に気付かず
ひざを抱えて泣いている

僕はそんな世界の片隅で
今日も一人彷徨っている
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