汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 一縷の光

2009年05月17日 | 初期中期の詩
地の底で這いつくばって
残像の歴史に耳を傾ける
水音聞こえる水面に手のひらを近づけて
過去の陰影をそっとすくい上げる
まだらな色模様の未来に心は絶望して
この俗に支配された世界に涙を流す
全てが失われつつある悲しみの心の奥底で
子供達は今日もケマリをして遊んでいる
この世界の中の
光さえ偽りなのだとしたら
生きる意味というのは一体どこにあろう
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