汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 関連体

2009年05月02日 | 初期中期の詩

流れに身を任せて
自然の瑞々しい感触に体を震わせる
手の中にあるのは一つの生命
それは手の中で動きを潜めて
ゆっくりと呼吸している
森林は生命の宝庫
全てが互いに関連し合い
一つの大きな生命体を生む
僕も仲間に入れておくれ
大きな関連の集合体は
僕にそっと手を差し伸べてくれる
ここでは僕は一人じゃない
僕も一つの大きな関連の集合体の一部だ
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みやすけの詩 無題

2009年05月02日 | 初期中期の詩
地の底へ落ちる一滴の雫
時はまるで何かに急ぐかのように流れを速める
流れの中で
僕の魂はその水の中でたゆたんでいる
景色はゆがんで見える
涙で溜まった眼をこすりながら
時は残酷に僕の存在に刻印を押す
暁に輝く太陽
草原での命の繋がり
僕の存在は流れる一枚の枯れた葉
やがて地中に吸収され
生き物の養分となる
それが唯一の望み
明日への希望
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