汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの唄 追憶の影

2010年06月29日 | 歌詞
影に映える哀しみを詩に変え
聴こえる事の無い涙の旋律を奏でている
風が穏やかに 塵を運んで行った
遥かな希望を託した紙飛行機も 今は何処を飛ぶ

何もかもが厭らしい束縛ならば
その追憶を打ち壊してしまえばいい
雨に濡れた偶像は その瞳を更に静謐にさせる

心の隙間に紛れ込んだモノは
消える事の無い傷を刻み込むのだろう


水に映る後悔を無に帰し
交わる事の無い直線に哀愁を感じている
凪に佇む人が遠くに行った
壮言な欲望に盲になる年齢も 今は昔の事

何もかもが寂しい忠告ならば
その鉄槌を打ち砕いてしまえばいい
霧に紛れた彫像は その肉体を更に妖艶にさせる

頭に描いた夢の情景は
触れる事の無い愛を確かめるのだろう


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