東北に新設する医学部の設置先を協議してきた文部科学省の構想審査会は、東北薬科大が申請した「東北医科薬科大」を選定した(8月28日発表)。申請は、東北薬科大、脳神経疾患研究所(福島県郡山市)、宮城県(宮城大医学部)の3者だった。文部科学省は審査会の答申を受け、2016年春の開学に向けて手続きを進める。医学部新設は1979年の琉球大以来の37年ぶりとなる。
日本の医療業界では、長らく「医学部新設」は困難だった。これは日本医師会などが「医学部新設は、教員として相当数の医師が大学に移り、地域医療が困難になる」などと反対していた。しかし、政府は医学部新設を認めない従来の方針を転換し、特例的に2校を新設する意向を固めた。今後の残る1校は、千葉県や静岡県が軸となるとの事。
◆人口当たり医師数(2012年)
国 単位:人/千人
1、ギリシャ 6.24(2011年)
2、ロシア 4.91
3、オーストリア 4.90
4、ノルウエー 4.23
5、イタリア 4.14(研究職含む)
6、ドイツ 3.96
7、スウェーデン 3.92(2011年)
8、スイス 3.92
9、スペイン 3.82
10、チェコ 3.67
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28、アメリカ 2.46
29、日本 2.29
32、韓国 2.08
◆受診回数(年間、2012年)
1、韓国 14.30
2、日本 13.00(2011年)
3、ハンガリー 11.80
4、スロバキア 11.20
5、チェコ 11.10
朝に強い雨がザットきたが直ぐ止み、雲が多い晴れ空(曇り空?)。
春に目立たない淡紫緑~白緑色の花を咲かせていたコノテガシワ、径1.5cm程の実が付いていた。青灰色だがそのうち褐色となる。実は丸く、所々が飛び出した金平糖の様である。名(コノテガシワ:児の手柏)の由来は、枝振りが団扇を縦にした様子を子供の掌(てのひら)を広げた形に見立てたことによる。葉は表裏を区別できず、この事から「うまく見極められない、どちらとも決めれないこと」を”児の手柏の二面(ふたおもて)”などと使われる。現在流通しているのはほとんど園芸品種のセンジュ(千手)との事で、この名も沢山の手を広げた様な枝葉の表現である。因みに、種子は漢方で滋養強壮に使われると言う(伝聞です)。
コノテガシワ(児の手柏)
別名:千手(センジュ)
ヒノキ科コノテガシワ属
中国原産、江戸中頃に渡来
樹高は5~10m、常緑小高木
雌雄同株、雌花・雄花とも葉の先端に付く
開花時期は3月~5月
実は2cm前後の灰緑色をした数個の角のある球果、秋に褐色となり割れる