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来春卒業予定の大学生の就職内定率が77%と3年連続で上昇

2018-11-17 | 資格・転職・就職
 文部科学省・厚生労働省は、2019年春に卒業予定の大学生の就職内定率が10月1日時点で77.0%と前年同期より1.8ポイント上昇し、1996年の調査開始以降で最高となったと発表した(11月16日)。調査は全国62大学の学生4,770人を抽出して実施。卒業後に就職を希望する学生のうち、すでに就職先が決まった割合を内定率としている。
 10月時点の内定率は2015年に面接解禁時期が後ろにずれた影響で一時下がったが、2011年以降は上昇傾向が続いている。2018年春卒業の大学生については、2017年10月時点の内定率がそれまでの最高だった73.6%(1997年)を上回る75.2%である。2018年4月1日時点の就職率は98.0%で過去最高となった。
 因みに、全国の高校で実施した調査では、2018年卒業の高校生の就職率は98.1%(3月末)と8年連続で改善し、1991年以来、27年ぶりの高水準だった。
 2019年春卒業予定の内定率は
  男女とも77.0%
   男子は前年同期比2.5ポイント増、女子は同1.0ポイント増
  文理別では文系が同2.1ポイント増の76.5%、理系は同0.6ポイント増の79.2%
 地域別では
  内定率が上昇したのは近畿82.1%、関東80.5%、中部76.0%、九州69.0%、中国・四国64.7%
  北海道・東北のみが減少して70.4%だったが「引き続き高い水準を保っている」(文科省)という。
 人手不足による売り手市場を背景に、進学などを除いた就職希望率も同0.6ポイント増の79.6%だった。

 朝から晴れ。風も穏やか。最高気温は15℃、寒さを感じない・・体が寒さに慣れてきたのかな。
 大きなお家の庭、”イチイ”に赤い実が付いている。”イチイ”は雌雄異株、なのでこの木は雌株。赤い実と言ったが、赤いのは外側の多汁質の仮種皮で、中には黒い丸い種子がある。赤い仮種皮は甘く、小さい頃には良く採って食べた。その頃は”オンコ”と呼んでおり、この名はアイヌ語(onko)から、東北地方の方言となっている。黒い種子に有毒アルカロイドのタキシンが含まれており、食べられない・・食べても固くて苦い。
 ”イチイ”は庭木や生垣で良く使われる常緑針葉樹である。
 名(イチイ:一位)の由来には、古代(一説には仁徳天皇の時代)に高官の笏の材料にこの木が使われたからとの説、この木を使って笏を作った人が一位を賜ったとの説などがある。これらの説の様に木材として、緻密で狂いが生じにくく加工しやすく、光沢があって美しく、工芸品・天井板・鉛筆材など使われる。岐阜県飛騨地方の伝統工芸「一位一刀彫」が有名。
 イチイ(一位)
 別名:笏の木(しゃくのき)、蘭(あららぎ)、おんこ
 英名:Japanese yew
 学名:Taxus cuspidata
 イチイ科イチイ属
 常緑針葉樹
 寒さに強く、北海道までの寒冷地帯でも育つ
 開花期は3月~4月
 果実は10月頃に熟す


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