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持続型血糖モニタリング用コンタクトレンズを開発

2018-10-29 | 科学・技術
 名古屋大学新津葵一准教授らの研究グループは、世界最小クラスの発電・センシング一体型血糖センサー(発電とセンシングを同時に行うセンサー技術)を新たに開発した(10月17日発表)。涙に含まれる糖分で発電し、採血せずに血糖値を把握でき、無線で測定データを送る機能も持つ。今年度中に動物実験を開始し、実用化をめざす、と言う。
 糖尿病治療や予防においては、患者自身が血糖値を持続的に把握しコントロールすることが重要である。これより、持続型血糖モニタリングの普及に貢献できる技術開発に成功した。世界最小クラスの固体素子型グルコース発電素子とサブ平方ミリサイズで超低消費電力の半導体無線送信器回路技術を開発し、それらを融合した発電・センシング一体型血糖センサーを搭載したコンタクトレンズを試作した。
 発電とセンシングを同時に行う固体素子型グルコース発電素子は、わずか0.6ミリメートル角と世界最小クラスで、涙液に含まれる糖(グルコース)を基に1ナノワット以上の電力を生成する。また、データを送信する半導体無線送信器回路技術についても、従来の1万分の1程度の0.27ナノワット(電源電圧は0.165ボルト)で駆動させることに成功した。この2つの技術を融合し、涙液に含まれる糖をモニタリングしながら、必要な電力を生成することも可能になった。これらにより、給電用のメガネ型端末も不要になり、コンタクトレンズを装着するだけで継続的に血糖値をモニタリングできる。
 ◆持続型血糖モニタリング
 継続的に血糖値を計測すること。糖尿病の予防・治療やヘルスケアへの応用が期待される。
 ◆固体素子型グルコース発電素子
 グルコースを基に電力を生成する素子。
 ◆半導体無線送信器回路技術
 無線通信システムのための半導体集積回路技術を用いた送信器回路。

 今日の天気は晴れ。北日本・北海道では雨、昼頃に一時的に小雨。
 畑の近くに、チョットした雑木林がある。小枝に絡まった”ノブドウ”に小さな色とりどりの実が付いている。葉が深く切れ込んでいる”キレハノブドウ(切葉野葡萄)”だ。”ノブドウ”は、切れ込みのない葉で、”キレハノブドウ”は”ノブドウ”の変種で、両者の違いは葉の形のみで花や実は同じ。
 花は、淡緑色で直径約3mmの小さな花で、花弁は5個。花後球形の液果を結び、淡緑白色・紫色を帯び後に碧色に変る。果実が不規則にゆがんでいるのは虫えい(虫瘤:様々な寄生生物の寄生によって、植物体が異常な成長した作られる)である。
 ノブドウ(切葉野葡萄)
 ブドウ科ノブドウ属
 落葉ツル性の多年草、樹木などに絡み付く
 開花時期は7月~8月、花色は淡緑色、径3mm程の小花が沢山咲く
 実は10月~11月に熟し、緑から光沢のある青・紫色などに色付く
 (実は綺麗だが食用とならない)


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