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酒に強い遺伝子を持つ人、弱い遺伝子を持つ人の2倍痛風になりやすい

2016-05-19 | 医学
 防衛医科大学校と国立遺伝学研究所などの研究グループが、「お酒に強い遺伝子を持つ人は、弱い遺伝子を持つ人の2倍以上痛風になりやすい。お酒に強い人は飲酒量も多い傾向にあるが、飲酒が痛風のリスク要因であることを遺伝子レベルで裏付けた。」と発表した(5月18日、英科学誌電子版にも発表)。
 防衛医科大学校分子生体制御学講座の松尾洋孝講師らは、「ALDH2」と呼ばれるアルコール分解酵素に着目した。この分解酵素を作る遺伝子に変異があるとALDH2ができずにお酒に弱いとされる。
 痛風の男性患者1,048人と痛風ではない男性1,334人の2グループを対象に遺伝子変異の有無との関係を調べた。その結果、遺伝子変異がない人は、変異がある人より痛風を2.27倍発症しやすいことが明らかになった、という。
 ◆痛風
 痛風は尿酸が体内に蓄積すると結晶化して関節に付着し激しい痛みの発作を起こす。痛風が起きる前に血液の尿酸値が高い状態が長く続き、これを高尿酸血症と言う。
 患者の多くは20歳以降の男性で、腎臓や心臓の疾患や脳卒中、高血圧の危険因子にもなる。研究グループは、ALDH2の遺伝子を調べて痛風を発症するリスクが高い人を見つけ出すことで個人差に応じた予防や治療につながる、としている。

 晴れた良い天気。気温は高くなく最高気温22℃位とか。
 畑ではネギ(葱:学名 Allium fistulosum')に葱坊主(ねぎぼうず)が咲いている。ネギ属には700種以上もあると言われ、野菜・香辛料など食用となっているものが多い。食用以外に観賞用植物として栽培されるものがあり、これらを”アリウム”と呼び食用と区別している。
 園芸での”アリウム”は、花壇や切り花にして鑑賞する種の総称で、花の葱坊主である。種類も沢山あり、単に”アリウム”と言えば広く流通する”アリウム・ギガンテウム(Allium giganteum)”、花茎を1m前後伸ばして先端に沢山の小花を密に付けた球状の葱坊主、その直径は10cmを超す。花色は紅紫~桃紫色。
 アリウム・ギガンチウム(ギガンチウム)
 別名:花葱(はなねぎ)
 学名:Allium giganteum
 ユリ科ネギ属
 秋植え球根植物(大球性で球根は径8cmとなる)
 原産地は中央アジア
 開花時期は4月~7月


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