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脳内で作られる特定の物質がうつ病に効果がある

2017-04-26 | 医学
 大阪大の近藤誠准教授らの研究グループが、「脳内で作られる特定の物質が、うつ病に効果があることをが明らかにした。」(4月25日発表)。研究成果は米科学誌電子版「モレキュラー・サイキアトリー」に掲載された。
 うつ病は、脳内で記憶などをつかさどる海馬(かいば)の神経細胞を増やすと、症状が改善される。運動によって増やすことができると知られていたが、薬剤を使って再現する方法は見つかっていなかった。
 研究グループは、脳で記憶をつかさどる海馬の神経細胞にある「セロトニン3型受容体」に着目。受容体を刺激すると「IGF-1」という物質の分泌量が増えて新しい神経細胞が生まれ、抗うつに効果があることが分かった。うつ状態で活動量が低下したマウスで実験した結果、翌日にはうつ状態が軽減された。
 世界保健機関(WHO)の発表では、2015年時点でうつ病を抱える人は世界で推計3億人超える。
 国内で最もよく使われる抗うつ剤「SSRI」は、神経伝達物質が少なくなることを防ぐ作用を持っている。この薬で完治する患者は5割に満たないとされる。近藤准教授は「難治性うつ病の新しい治療薬の開発が期待できる」と話している。

 今日の天気は、午前は曇~晴れ、2時頃より小雨がパラパラと。
 空地の”アオキ”にまだ赤い実が付いている・・まだ鳥たちが食べてない。赤い実があるけど花が咲いている。”アオキ”は雌雄異株で、この木は雌株・・花は雌花。
 ”アオキ”は、日本の古来種で、学名は”Aucuba japonica:アウクバ ヤポニカ”とある。名(アオキ:青木)の由来は、冬でも青々とした常緑の枝・葉からのアオキバ(青木葉)から。
 アオキ(青木)
 別名:青木葉(あおきば)、ダルマノキ
 ミズキ科アオキ属
 雌雄異株
 常緑低木
 枝は緑色、古くなると木質化し灰褐色
 開花時期は3月~5月
 枝先に紫褐色の小さな花が咲く
 果実は雌株に付く、実は1~2cm程の楕円形で深紅色となる
 果実が黄色のキミノアオキ、白色のシロミノアオキがある


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