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基板面積10分の1、剣山型の発光素子を開発

2016-06-05 | 科学・技術
 名古屋大学の裴示永博士研究員と天野浩教授らは、基板上に窒化ガリウムの剣山の様な(微小な針が並ぶ)発光素子を開発した(5月17日に横浜市での光技術の国際会議で発表する)。
 発光ダイオード(LED:light emitting diode)の素子として使える見込みである。開発した発光素子は直径約0.25μm(1μmは100万分の1m)、長さ約20μmの窒化ガリウムの針を約1μm間隔でシリコン基板上に立てた。基板面積が従来の10分の1となったが、、同じ明るさを達成できる。針に紫外光でエネルギーを与えると、別の波長の紫外光が出た。針の構造を変えれば可視光も出せると言う。
 今後は電極を付けてLEDを作る。剣山型は発光する面積が増え、生産コスト低減も期待でき、今後、企業と組んで早期の実用化を目指す、と言う。

 雨も降らず良い天気が続く。畑にとっては一雨欲しいな。
 堤防の横の空き地に”グミ”の木が植えられている。植えた方の話で、山から苗木を取ってきて植えた、”夏グミ”、との事。春に沢山の花が咲いており、今は小さな実が沢山付いている。
 ”グミ(茱萸、胡頽子)”はグミ科グミ属の植物の総称で、果実は食べられる。日本には十数種があると言われ、良く知られているのは、ナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、である。”グミ(茱萸)”の名は、「含む実(くくむみ):実を口に含み皮を出す意味」から「ぐみ」となった説、渋みがあるので「えぐみ」から「ぐみ」となった説、などがある。
 この木は”夏グミ”(と思う)で、4月に花が咲き、6月に果実(偽果、長い果柄に楕円形の果実)が赤く熟す。
 因みに、果実が少し大きい唐茱萸(とうぐみ)は、”夏グミ”の変種である。
 ナツグミ(夏茱萸)
 グミ科グミ属
 落葉小高木
 開花時期は4月
 花は両性または単性
 花弁はなく萼(がく)は黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本
 6月に果実(偽果)が赤く熟す


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