歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

磁気テープが復権、保存期間50年以上・ハードディスクドライブより低コスト

2020-02-06 | 科学・技術
 ビッグデータの活用が広がるなか、磁気テープが復権している。長期保存に向いてコストが安い点が評価され、2020年の世界市場は13年比で2倍以上の9千億円規模になる見通し。世界シェア首位の富士フイルムは、2020年春から製造業や小売業向けの販売を本格的に始め販路を広げる。
 磁気テープはデータを読み取るまでの時間はかかるが、保存期間が50年以上と長い。データ保存で一般的に使われるハードディスクドライブ(HDD)は常に通電する必要がある。磁気テープに置き換えると消費電力を抑え、データ保存にかかるコストは1~2割程度で済むという。使用頻度が低いが長期保管が求められる「コールドデータ」に適している。
 電子情報技術産業協会(JEITA)によると、読み取り装置を含めた世界市場は2013年の4千億円弱から2020年には約9千億円に達する見込みだ。磁気テープを生産するのは世界で富士フイルムとソニーにほぼ限られ、富士フイルムは約7割の世界シェアを握る。富士フイルムはOEM(相手先ブランドによる生産)供給もしており、記録容量ベースの出荷量は過去5年で倍増したという。
 因みに、2019年9月2日、富士フイルムは磁気テープ規格「LTO Ultrium(ウルトリウム)」の第8世代「LTO-8」に対応した新製品「FUJIFILM LTO Ultrium8 データカートリッジ」を発売した。最大容量は12テラバイト(TB)で、圧縮時容量は30TB。データ転送速度は360メガバイト(MB)/秒で、圧縮時は750MB/秒である。

 今日の天気は、曇り~晴れ。朝は小雪が舞う、昼前から晴れた。気温は低く、最高気温0℃・最低気温-4℃。
 2月に入ってもチラチラと小雪が舞うが、積もらない。郊外の散歩で見つけた、除雪車。・・当分出番がないのかな。
 初雪は平年並み、初積雪は平年より1月遅れ・
 ◆仙台 2020寒候年(2019年8月~2020年7月)仙台管区気象台 2020.02.06現在
 現象名  本年  平年(注1)   昨年   最早   最晩    統計開始年
        (平年差)   (昨年差)  (年)  (年)   (寒候年)
 雪 初日 11月21日 11月24日  12月 8日  11月8日   12月19日)  1927年
          (3日早い) (17日早い)(1995年) (1927年)
   終日  -   4月7日   4月11日   3月8日   5月3日    1927年
                      (2002) (1991年)
 初積雪  1月8日  12月8日   12月8日   11月10日  1月11日
         (31日遅い) (31日遅い)(2002年) (2016年)  1927年
 (注1)平年値:1981年から2010年までの平均値


最新の画像もっと見る

コメントを投稿