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結晶シリコン型の太陽電池の変換効率、酸化チタンで向上

2019-04-05 | 科学・技術
 名古屋大学宇佐美徳隆教授と山本剛久教授らは、住宅やメガソーラーなどで普及する結晶シリコン型の太陽電池の性能を高める技術を開発した。基板表面を酸化チタンの薄膜などで覆い、電子などを効率よく取り出せるようにした。
 結晶シリコン基板を硝酸に浸すなどして、表面に2~3ナノ(ナノは10億分の1)メートルの2種類の薄膜を作った後、加熱して両者をなじませて太陽電池にする。数センチメートル角の小型の太陽電池を試作し、光をあてて結晶シリコンで生じた電子や電子の抜け穴(正孔)が消えるまでの時間を調べた。消えにくいほど変換効率は高まるが、それにかかる時間は従来の約10倍に伸びた。結晶シリコン型の変換効率は最高で約26.6%、一般には18%前後といわれる。
 宇佐美教授は「新技術を使えば28%の変換効率を実現できそうだ」と言う。2019年度中に大型の太陽電池を試作し、性能を詳しく解析する。
 ◆太陽電池の種類
 シリコン系 結晶系(単結晶、多結晶)
       薄膜系(アモルファス、多結合)
 化合物系  多元系 CIS系、CIGS系
       Ⅲ-Ⅴ族 GaAs系
       Ⅱ-Ⅵ属 CdTe系
 有機系       色素増感
           有機薄膜

 今日の天気は晴れ。気温は高く、最高気温20℃とか。でも、明日から少し寒くなる・・らしい。
 ”ユキヤナギ”の花が満開だ。開花がまだか・まだかと思っていたら急に咲いた。”咲いた”といえば、今日(4月5日)仙台の桜(標本木)も咲いた。
 ”ユキヤナギ”の花は白い小さな花の集合で、名の如く雪が降り積もった様見える。中国名でも”噴雪花”。
 名(ユキヤナギ:雪柳)の由来は、柳(やなぎ)の様な葉と枝(枝垂れ)に雪の様な白い花を咲かせるからと言う。名にヤナギと付くがヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)の仲間ではない。柳の様な葉は細長い披針形(ひしんけい)で、別名に小米花(こごめばな)や小米柳花(こごめやなぎ)があり、この花の特徴を表している。
 ユキヤナギ(雪柳)
 別名:小米花(こごめばな)、小米柳花(こごめやなぎ)
 バラ科シモツケ属
 落葉低木、丈は1m~2m
 日本原産、中国原産説もある
 開花時期は3月~5月
 花は径7mm位と小さい
 花色は白
 ピンク色の蕾の”紅花雪柳(フジノピンク)”がある
  園芸品種、雪柳の赤花品種
  蕾は綺麗なピンク、花は薄桃色の白
 若葉が黄金色の”黄金ユキヤナギ”がある


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