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都市でツバメの子育てが減っている

2016-05-10 | 自然
 日本野鳥の会は、全国の市民らによるツバメの観察調査で、都市部や市街地では1つの巣から巣立つヒナの数が平均4羽以下で、、将来的に生息数が減る可能性が高まっていると発表した(5月9日)。ヒナがカラスなどの天敵に襲われる危険のほか、都市部では人が巣を撤去してしまうケースが目立つと言う。
 調査は、2013~15年に一般人から巣の観察記録をWebで送って貰い、沖縄を除く全国796市区町村から5115件の情報が集まった。
 巣立ちまで観察できた、約2400件について1回の繁殖で巣立ったヒナの数は、農村部で平均4.29羽、都市部では平均3.89羽だった。平均ヒナ数が4羽を下回ると今後、繁殖に失敗したり日本に渡って来る数が減ったりして、将来、国内のツバメの減少が懸念される水準と言う。
 都市部での巣立ちができなかったケース(462件)のうち、カラスやネコなどに襲われたケースが25%、住民などが故意に巣を落として撤去したケースも11%だった。
 同会メンバーは「ツバメは古くから、巣をかけた家に幸福を招くとして日本人には身近な鳥。巣を落とさず、1羽でも多くのヒナの巣立ちを見守ってほしい」と言う。

 朝から雨。明日も雨の予報。
 雨の日は、雨に濡れると輝くお花を見るのが好き。今日見つけたのは、満開に咲いている”ヒメウツギ(姫空木)”の花。やや下向きに沢山咲いている。名(ヒメウツギ:姫空木)は、空木によく似て、花の大きさが少し小さいところから。
 ヒメウツギ(姫空木)
 アジサイ科ウツギ属
 耐寒性落葉低木(樹高1.5m位)
 日本原産
 開花時期は4月~5月
 花はやや俯き勝ち、花色は白、花弁数は5枚
 雄しべ数は10本


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