進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

待ち焦がれた1本!

2015年05月10日 | ゴムボートJEX325 釣行記

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天候に恵まれたゴールデンウィークは、

4回浮いて釣り上げたヒラマサゼロという、想像もしなかった結果に終わりました。

ほぼ1日置きに浮いて、合間に潮干狩りという強行軍だったため、体はボロボロ状態。

でも、このままでは終われない!

5月9日土曜日、またしても浮いてきました。

今週は日曜日に用事があって、珍しく土曜釣行です。

 

現地に着くと、ゴールデンウィーク中の混雑はどこへやら、

ほとんどボーターがいません。

トレーラブルが1艘だけ。

準備が終わった頃に、見たことがあるエルグランドが登場。

赤いJELのヤマダさん!久しぶりです。なんと1年ぶりの登場です。

「いろいろあって、体調壊して・・・、やっと復帰です」

とのこと。よかったです。

 

天候は曇り。

風は弱い南風。

予報を見て、釣りづらいと感じた方も多かったのでは?

実際の海況はというと・・・。

ベッタベタです。超べた凪。

この写真、沖合い3kmほどのジギングポイントです。

まるで入り江内のような静けさ。

5月6日もべた凪でしたが、それを上回る超べた凪です。

またしても、

「凪倒れ」

の文字が頭に浮かびます。

水温は18.5度と幾分戻しました。

こちらは期待できる変化ですね。

潮流は少しありますね。6日よりはマシな印象。

 

しかし、ベイトの反応はあるものの青物はいません。

1時間ほどで見切りをつけ、

遅れて登場したヤマダさんと情報交換した後、遠征に出ることにしました。

 

海は相変わらずのべた凪。

どこまで行ってもこの状態です。

少しでも潮が流れるポイントを探し、どんどん遠方へ移動します。

 

 

水深30m。ジギング船も時折登場する沖のポイントに到着しました。

半信半疑でジグを落とします。

ここも厳しいか・・・、と諦めかけた頃、

ベイト反応が割れて、水深の浅い部分に青物っぽい反応・・・、

とその瞬間、

「グググンッ!」

既にジグはかなり巻き上げてきていて、残り10mくらいだったと思います。

つまり、ヒットポイントは水深10mの上層部。

強引な引きに竿先を持っていかれるも、ここで目いっぱいの大合わせ!

ロッドはMCワークスNB583SS、リールはステラSW6000H、メインラインはPE4号です。

このところ、653SSにPE3号、583SSにPE4号の組み合わせを使っていますので、

今回のタックルは大物仕様のほうでした。

当然、大物用なのでドラグはかなり締め込んであります。

ラインは10mしか出ていないのに、全くドラグが鳴りません。

つまり、ラインがわずか10mのままヒラマサがボートの周りで暴れまわる形になります。

「おー、久々に楽しーーーい」

ここまでの表現でお分かりでしょうが、このヒラマサはそれほど大きくありません。

程なくランディングに持ち込みます。

今回はネットも問題なくすぐに準備できました。

ようやくヒラマサゲットです。75cm、3.7kg

なんとこのヒラマサ君、

150gのメタルジグを丸呑みしていました。

なにげに583SS、ようやくのヒラマサ入魂です。

 

かなり前に購入したものの、全く使う機会が無かった自撮り棒がようやく活躍します。

ドヤ顔に見えます?

実はうまく自撮り棒が扱えず苦心している図です(笑)

それにしても、バックの海を見るといかに凪かわかりますよね。

 

チャンス到来と2本目を狙いますが、群れが小さかったのかあっという間に無風状態に逆戻り。

その後はさらに遠方へ、沖へと徘徊しますが、潮が全く流れない状態に・・・。

  

 

結局、沖へは水深100mラインまで行きました。

水深100mラインでは、ところどころ鰯の群れが上層にあらわれます。

その下にの水深4~50mあたりに鰯とは異なる反応が出る事があり、その犯人を確認するべくジグを投入。

まっずぐ沈んでいくジグが、ちょうど水深40mほどでばったり止まりました。

フォール中にアタリです。

これは、おそらくあいつでしょう。

合わせてみるとしっかり乗りました。少し重みが伝わります。

何か生命反応があります。

その程度です。間違ってもヒラマサではありません。

やっぱり。

中層の魚群は中~大型の鯖と判明。

せめてワラサあたりだったらもう少し楽しめたんですけどね。

鯖はたくさん要らないのですぐに撤収。

 

再度ジギングポイントへ、さらにシャローのキャスティングポイントへ。

この頃には南風が少し強くなって、小さな波が立つようになって来ました。

雰囲気は良くなりましたが、ヒラマサからの魚信は無し。

 

この日、ハンディGPSの電池が切れて写真がありませんが、

おそらく50kmほどは移動したでしょう。

ガソリンが残り少なくなったPM1:00ころ、ストップフィッシング。

結局、終日穏やかな海でしたよ。

 

というわけで、何とか結果を残す事ができましたが、

いつものポイントでもなく、しかもワンチャンスを何とか物にしただけの、

再現性の薄い釣果でした。

残念ながら、全開宣言とは行きません。

今年はこんな感じで終始してしまうのでしょうか?

今の状態が続くと、移動距離を稼げる高馬力船外機が無ければ釣果は望めません。

 

2馬力船外機のヤマダさんは、ジギングポイントとシャローで頑張ったようですが、

釣果がないまま先に岐路に着いたそうです。

 

釣ってもなんだか心が晴れませんね。

また次回ですね。

そろそろ毎日べた凪、というわけにはいかなくなるでしょうし、そうなると遠征にも限度があります。

ヒラマサが接岸してくれる事を祈りましょう!

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (38)
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