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トレーラーが復活して最初の休みである23日(勤労感謝の日)は、
海況が悪くて釣行を断念しました。
よって復活初戦は26日土曜日、27日日曜日の週末ということになりました。
土曜日は北風が強いものの上天気、
日曜日は小雨が降るかもしれません風や波は弱そう。
とりあえず2日分の釣行準備を済ませ、土曜日に結果が出なかったら車内泊し、
連浮きするつもりで出かけました。
道中、外気温を確認すると0℃です。
一気に冬になってしまいましたね。
出航場所は海水温の影響で気温も高め、6℃ほどありました。
ただ、北東風は相当強そうな気配です。
ステキチさん、NEOタダノさん、NEOカワノさんも参戦。
翌日の方が天気が悪い予報のためか、思ったよりもたくさんのボーターが集合。
そして、NEOタダノ号、NEOカワノ号、NEO-Gucchan号が外房そろい踏みするのは初めてです。
ちょっと話し込んでしまったために、出航は日の出とほぼ同時でした。
既にかなり明るいです。
出航場所から200mほど出たところで、いきなり船外機の警告灯が点き、
けたたましい警告音が鳴り響きました。
「え?オーバーヒート?」
まだ全開には程遠い状態だったのでビックリしました。
続いてプスプスと怪しい音を出しながら機関停止。
「や、やばい…。」
誰に救助を頼もうかと考えながら、再度エンジン始動させると、
何事もなくかかりました。
怖いので、その周辺を数周ぐるぐる回りながら船外機の状態をチェック。
5分ほど様子を見ましたが、何ともないようです。
おそるおそる沖に向かって発進。
結局、この後終日何も起こりませんでした。
いったい何だったのでしょうか???
この日の最初は西のキャスティングポイント。
釣り始めてすぐに、
太陽が昇り始めます。
覚悟はしていましたが、想像以上に風が強いです。
北風なので危険はないのですが、
風速は10m/h以上ありそうです。
1時間ほど頑張って投げ倒しましたが、トップはノーチェイスでした。
少し沖に移動します。
ほんのわずかに沖に出ただけで、北東風による波が激しくなります。
ジギングで探っていると、
ショートジグに定番のアカハタ。
うーん、本当に今年はアカハタが多いですね。
ちなみにアカハタはフォール後に最初のしゃくりでかかることが多いです。
タイミングを逃すとジグを咥えたまま根に潜り込みますので、
着底と同時にしゃくり始めるのがジグでアカハタを釣るポイントですね。
ただ、ジギングでは後が続かず、ちょっと電動リールを使ってタイラバを試しました。
タイラバで立て続けにアカハタを3尾ゲット。
こっちも着底後に巻き始めて数秒以内にアタリます。
間違っても着底後にタイラバを底に置いておかないこと。
魚害の根がかり必至ですよ。
タイラバやテンヤで専門に狙えば、けっこうな数が釣れると思います。
ちなみに水温ですが、
17.8℃でした。
先々週まで23℃とかでしたから、一気に下がりましたね。
この水温でもヒラマサはOKですが、シイラやハガツオはもう来ないでしょう。
この日に急に水温が下がったのなら魚の活性も低いのでしょうが、
これだけ立て続けにアカハタが釣れるならそれもないでしょう。
これ以上アカハタを釣っても誰も喜んでくれないので、
ここで大移動を敢行。
何か所か実績ポイントで投げたりしゃくったりしながら、
出航場所近くのアジポイントに戻ってきました。
時間は既にAM10:00近くになっています。
アジポイントは大賑わいでした。
風と波で沖に行けないのに加え、良型のショウサイフグが入れ食いだったそうです。
そんな中、魔術師ステキチさんは、カマスを泳がせてヒラマサゲット。
さすがです。
狭いアジポイントに多数のゴムボートとFRPボート。
タダノさん、カワノさんもここで頑張っておられました。
普段はこの場所、2馬力ゴムボートのたまり場なのですが、
この日は17フィートのFRPまでがアジとフグを狙って集合していました。
予報ではこの後徐々に風が弱まってくるはずです。
ぐっちゃんは強風と波に負けてアジポイントで頑張る気はありません。
徐々に沖に舵を取りながら、キャスティングとジギングの実績ポイントを叩きます。
結局、沖のジギングポイントまでやってきました。
海況はごらんの通り。
NEOじゃなかったらちょっと頑張る気になれない感じです。
ここまで来て、戻ってしまったらもう一度来る気にはなれません。
風が弱まるのを期待して、この場所で粘ることにします。
2回目の流しで
「ググンッ」
というアタリ。と同時にティップが海面に向かいます。
グングンッと心地よい引きが手元に伝わり、同時にアワセ!
「アレッ?」
フックアウトというか、ちゃんとフッキングしませんでした。
うーん、負のスパイラルがまだ続いているのか?
先ほどの写真のような海況ですから、
ひと流しして元の場所に戻ろうとすると、NEOとはいえけっこう波飛沫を浴びます。
コンソールボックスがあるのでまだましとはいえ、
大きな波にぶつかると全身ずぶ濡れになります。
レインウエアの首の部分から海水が入り込み、
インナーまで濡らすほどです。
気温は13℃ほど。
防寒着は着ていません。レインウェアの中にフリースのジャンバーを着ています。
不思議と寒いということはありませんでしたが、
この濡れた状態で2日連続釣行はけっこうやばいです。
なんとか結果を出したい…。
「グググンッ・・・」
先ほどよりもさらにはっきりしたアタリ。
今度はちゃんとフッキングするように、より大きなアクションでアワセを入れました。
ちなみにロッドは583SSのレッドバージョン、
リールは買い直したツインパワーSW6000HGです。
けっこういい引きをしましたが、
ツインパワーのドラグは鳴りませんでした。
程なく上がってきたのは、
50cmほどのショゴ(カンパチ)。
やっと青物が釣れました。
が、おめーじゃねーし!と一人突っ込みです。
その後数回目の流しで、
「ゴゴンッッ…!」
という豪快なアタリ。
と同時に狂ったように鳴り出すツインパワーのドラグ。
おそらく3kgくらいの設定がされていたツインパワーのドラグが、
5秒ほど全く止まることなく鳴り続け、ラインをかなり出したところで、
「おりゃーっ」
と大アワセです。
しかし、
一瞬ずっしりとした重みが伝わったものの、次の瞬間、
「フッ…」
信じられません。
あれだけラインを引っ張り出しておいて、ちゃんとフッキングしてくれませんでした。
ただし、このパターンはオオマサでしょう。
「ヒラマサはいる!」
と確信するのに十分な感触が手に残りました。
時間は既にPM1:00を過ぎています。
オオマサバラシのさらに2、3本後の流しで、
「グオンッ」
というアタリ。
慎重に、丁寧にアワセ。
今度はがっちりフッキングしました。
ショゴでは全く鳴らなかったドラグが、何度も何度も鳴ります。
しかし、先ほどのオオマサ(推定)ほどのパワーはありません。
メインラインはPE3号、この日は大物用にリーダーはフロロカーボンの14号です。
まず切られる心配は無いでしょう。
負のスパイラル脱却には慎重なやり取りが必要です。
リーダーに入ってからも何度も抵抗しましたが、
ランディングネットに納まったのは、
70cmほどのレギュラーサイズのヒラマサでした。
実はもう少し大きいと思っていたのですが、
秋マサはよく引きますね。思ったほどのサイズではありませんでした。
嬉しいので久しぶりの自撮りです。
同時に、濡れたインナーで我慢して連浮きする必要がなくなりました。
この日、アジポイントなどはベイトが薄くて苦戦したようですが、
ジギングポイントは非常にたくさんの反応がありました、
こんな魚探の画面もちょくちょく見られました。
ところで、納まるはずの風ですが、午後になっても吹き荒れていました。
さらに、
こんな感じで雲が出て、天気も怪しくなってきました。
この写真はかなり岸寄りに戻ってからの撮影ですから、
海はそれほど荒れていませんね。
最後にもう一度水温を確認しましたが、やはり18℃程度でした。
結果的にはこの水温がプラスに働きましたね。
アカハタ4尾、ショゴ1本、ヒラマサ1本が生簀に入って、お土産には十分です。
これ以上増えても我が家では嫌がられるだけなので、
PM2:00に沖上がりとしました。
この日は波との戦いだったので、一度も全開にしませんでした。
最高速度は38.5km/h出ましたが、ほとんどは15㎞/h以下で鈍行移動でした。
ただし、朝イチの機関停止が気になって、
ほとんど船外機を止めずにアドリングしたまま釣りましたから、
ガソリンは15リットルほど消費したと思います。
帰航後にステキチさんと談笑。
さらに夕まづめまで頑張ってヒラメをゲットしてきたNEOカワノさんを待って、
暗くなってからも釣り談義。
この辺りは土曜日ならではですね。
結局、帰路についたのはPM7:00過ぎでした。
1日おいて本日日曜日に魚を捌きました。
左側にヒラマサの半身、ヒラマサのカマ、アカハタ、
右側がショゴとヒラマサの柵です。
この日の3目はいずれも旨い魚ですが、
久しぶりに刺身3種盛りにして味比べしてみました。
アカハタは歯ごたえがあって甘みが強く、
ショゴはあっさりしています。
でも、この日の王者はヒラマサでした。
適度に脂が乗って、とてもうま味の強いヒラマサでした。
久しぶりに
「ヒラマサうめ―っ!」
って思いましたよ。
写真の色を見ただけで、いかにも旨そうなヒラマサの刺身ですよね。
やっぱり、ヒラマサが一番美味しいのは11月~1月の晩秋~初冬ですね。
何気にNEOになってから初ヒラマサです。
一体ぐっちゃんはどうしちゃったの?って噂になっていたとかいないとか。
いやー、でかいのを逃したのは残念でしたが、
ようやくNEO-Gucchan号がパートナーになった感じです。
ところで、機関停止が気になっていたので、日曜日にオイル交換しました。
こちらについては次回の記事で紹介します。
あー、やっと…。これでひと安心です。
それではまた おやすみなさい