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11月3日木曜日は文化の日で祝日でした。
諸般の事情で6日の日曜日は釣りに行けない可能性が高いぐっちゃん、
相棒I君を誘って祝日釣行してまいりました。
この日の予報は、午前中北風が強く雨もそこそこ降りそう。
昼前から晴れて風も納まるというものでした。
AM2:30ころ、車に乗り込んで外気温を見ると、なんと一桁です。
これは寒そう。
I君の自宅に迎えに行って、電話をかけるも反応なし。
約束の時間を10分以上経過しても出てこないので、マンションの呼び出しインターホンで呼び出し。
「すんません、二度寝しちゃいました…」
またしても1年分の眠りネタを提供してくれたI君を乗せて、
予定より20分遅れでスタートです。
午前中の予報が芳しくなかったためか、出航場所には誰もいませんでした。
雨は降ったりやんだりしていますが、大降りになることはありませんでした。
日の出はAM6:00です。
サクッと出航準備して、夜間航行灯を点けてAM5:45に出航。
本当はもっと早く出れたのですが、
風が強く波立っていたので周りが明るくなるまで待ちました。
港から出るとうねりはほとんどありませんが波がそこそこあります。
そして強風!体感ですが10m/h以上吹いているのでは??
沖に行くのは危険と判断し、前回2度もバラしているアジポイントに向かいました。
とはいえ、アジポイントは出航場所から数百メートルですから、あっという間に到着。
ベイトの群れを探して、ポイントを確定してI-pilotを投入します。
スポットロックでボートを固定。
強風の中、I-pilotはいい仕事します。見事にポイントの上で停止。
ぐっちゃんは投げジグ、I君はキャスティングで釣り開始です。
あっという間に日の出の時間になりましたが、
雲が多く時々パラパラと雨が降る天気なので、それほど明るくなりません。
前回釣行時はベイトの合間にけっこう大きな魚影が見られたのですが、
この日はほとんど大型魚が通りません。もちろん魚探の反応の話ですよ。
天気は曇りで波っ気があります。
風は強いですが、晴れて凪よりはずっと期待できます。
そんな中、
「食ったぁ!」
I君のキャスティングタックルにヒット!
アワセを入れてやり取りを開始した直後に、
「あっ、バレた!」
これで一気に気合入りました。
「よーし、犯人を獲ってやるよ!」
とぐっちゃんもキャスティングにスイッチ。
しばらくして、まわりでイワシと思われる小魚がピチピチ飛び跳ねるようになって、
「よっしゃー、ヒットォ!」
ぐっちゃんにアタリです。
ガツンと大アワセを食らわせて、やり取りを開始…。
ん?なんか違うんじゃね???
かわいいイナダでした。しかも、ギリイナダサイズ。
ワカシと言っても過言ではありません。
ワカイナ(若いな)ということで、わずかに引きを楽しませてもらったことに感謝してリリース。
犯人がわかったところで一気にトーンダウン。
急に風が身に染みるようになりました。
「さ、寒い…」
AM7:30までこのポイントで粘りましたが、寒さに耐えかねて一旦帰航を決意。
何しろ出航ゲレンデまで数百メートルですから、あっという間に帰れます。
とりあえず一旦防波堤に係留です。
出航場所では16フィートのトレーラブル船が風が止むのを待っていました。
帰航したもう一つの目的は、
カップ麺で体を暖めようということです。
I君もカップ麺を堪能。
とっても暖まりましたよ。
このころには雲が切れて晴れてきていました。この後一気に気温は上がっていきます。
ぐっちゃんは車の中で、I君は日の当たって風が避けられる外で仮眠しました。
AM9:30、鋭気を補充して再出港です。
天候は晴れ、風も随分弱くなって波も小さくなっていました。
これなら沖まで行けそうです。
まずはやや沖のキャスティングとジギングの両方に実績があるポイント。
だいぶいい感じになってきたでしょ。
レインウェアを着ているんですが、投げたりしゃくったりしていると暑いくらいです。
そういえば、と思って水温を測ってみると、
19度ほどでした。
前回が24度でしたから、10日ほどで5度近く下がったことになります。
もう夏の海は終了ですかね。
と思っていたら、キャスティング中のI君にヒット!
「よっしゃー、かかった!」
今度はきっちりフィッキングしたようです。
本気キャスティングタックルですから、簡単にドラグはなりません。
「ちょっと引きが弱い?」
暴れまわる魚をいなしながら、あっという間にボートの近くまで寄せてきました。
「あらっ!?」
魚の姿を見たとたん、I君のテンションがダウン。
というより、やり取りの途中から気づいていたようです。
メーター近いデコッパチ。
水温低いのにまだいたの?
とりあえずI君、パワーに不満があるものの魚とのやり取りは楽しめたので記念撮影。
当然リリースです。
今度はさらに沖の定番ジギングポイントに移動です。
ベイト反応は上々、ところどころ小魚が跳ねています。
ここでもイナダがイワシを追いかけているのかもしれません。
鳥も飛んではいますが、ポイント近くで頑張っているカモシ釣り船についているだけのようです。
このころには風がほとんど吹かなくなって、潮流に任せてボートは西から東に流されます。
何度か目の流しで、
「よし、ヒットォ!」
ぐっちゃんに待望のアタリです。ジギングでヒットポイントは底から10mくらいかな。
残念ながら引きの強さから大物ではありませんが、青物は間違いないでしょう。
途中まであっという間に上がってきましたが、
あと数メートルというところで一気に横に走りだしました。
同時に小刻みな震えがロッドを持つ手に伝わります。
「ん?バイブレーション??」
ブリ上げサイズかと思って舐めていましたが、姿が見えるころにはけっこうなパワーです。
見えた魚体は…、
ヒラマサじゃないことはすぐにわかりました。
「なんじゃ、あれは…?」
とりあえずネットに入れて船内へ。
あら?ハガツオじゃないですか!
2年ぶりのご対面です。
サイズは55cmくらいですかね。
バイブレーションの理由がわかりました。
しかし、水温19度でも釣れるんですね~。
この2年間姿を見せなかったので、ハガツオは完全に想定外でした。
こいつはうまいのでキープです。
この後、海は御覧のような凪状態になりました。
追加を目指してしゃくりまくり、その後西のポイントに大移動して、
投げたりしゃくったりしましたが、凪倒れです。
ちなみに潮はけっこう澄んでいました。
いかにもヒラマサが釣れそうな海況でしたが、PM2:00過ぎまで頑張ってストップフィッシング。
休憩したのと、近場のアジポイントでかなり頑張ったために移動距離は伸びませんでした。
波っ気があったので全開走行できませんでしたが、それでも40km/h近く出た場面もあったんですね。
この日は12リットルの予備タンクを使用していて、
メインタンクに切り替えることなく1日を終えましたから、
比較的エコな釣りだったと思います。
片付け時にI君が、
「タックルがすごく塩を吹いていますね~。塩分が濃い潮だったのかな?」
などと言っていました。
帰宅後にNEOを水洗いしようと見てみたら、
こんな感じで塩が析出していて、確かに塩が濃い海だったと実感させられましたね。
これが釣果にどんな影響を与えているかはよくわかりませんが…。
洗浄を終えてたたずむNEO-Gucchan号。
午前中I-pilotをけっこう使ったのでボイジャーバッテリーの残量が心配でしたが、
充電器で計測したところ80%残っていました。
魚探とI-pilotを1日中使っても、全然容量不足にはならない感じですね。
というわけでまたしてもヒラマサには振られてしまいました。
負のスパイラルコンビは今回も不完全燃焼です。
まあ、楽しかったから良しとしましょう。
ちなみにハガツオの刺身は、長女、次女ともに好評でした。
身が柔らかい中トロのような味ですよね。
ところで、ぐっちゃんは今までとちょっと違う釣りにチャレンジしようと思っています。
現在、釣り道具を揃えている最中です。
これについては次回の記事で報告できたらしますね。
ちょっとヒント。
これでわかった人はクレイジー・釣キチです。
それではまた おやすみなさい