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23日~25日は3連休でしたが、23、24日は天気が大荒れ。
特に23日はとんでもない波風だったと思われます。
ぐっちゃんは唯一出航できそうな25日に照準を絞り、
23日はクリスマスプレゼントを購入、
24日はこゆきの誕生日祝いと、家族サービスに終始しました。
誕生日にケーキをほおばるこゆき。
すっかり立派なシェルティになりましたね。
食後は家族に甘えて、
ぐっちゃんの足を枕にしておやすみ。
うーん、うい奴じゃ。
骨折で5回に渡って入退院を繰り返し、いろいろありましたが、
もう1歳です。
すっかり我が家の一員です。
25日から奥さんと長男は奥さんの実家に帰省します。
従って料理人がいません。
25日の釣行は魚お持ち帰り不可です。
釣れたら誰かに押し付ける、という計画です。
現地の気温は6℃でした。
けっこう寒いです。
この日の最高気温予想は11℃です。防寒着必須ですね。
現地にはすでにビル・ジャックさんが到着済み。
ぐっちゃんに続いてNEOカワノさんが登場。
さらにステキチさんと友恵丸・小野さんも登場しました。
でも、さすがにクリスマス、さらに午前中はやや風が強いとあって、
この日は少数精鋭?ですね。
しかも、ここまではゴムボートゼロです。
ビル・ジャックさんに青物が釣れたらもらっていただく約束をしました。
例によって夜間航行灯有りチームは日の出少し前に出航。
ただ、この日は天候が曇りで明るくなるのが遅めでした。
この日はキャスティングからと決めていました。
まずは西のキャスティングポイントへ。
北風がかなり強いです。
頑張って投げますが、ヒラマサからの反応は無し。
さらに、想定外の雨も降ってきました。
もう日が昇っている時間なのですが、雲が厚いために暗く感じますよね。
そしてライントラブルでキャスティングタックルが高切れ。
貴重な最後の別注平政190mm
シマノ ルアー オシアペンシル 別注平政 OT-190J スケピンク 23T 731296 | |
が吹っ飛んで行って探しても見つからず。
一気にテンションダウンです。
ノットを組みなおして別のプラグを投げますが、どうにも釣れる気がしません。
続いて向かったのはキャスティングポイントからやや沖に移動したジギング実績ポイント。
ただし秋シーズンはショゴとアカハタばっかりですけどね。
予想通りこの日のファーストフィッシュはアカハタでした。
小さいので生簀に放り込んでしまい、写真はなし。
キャスティング、ジギング合わせて3時間、
ベイト反応もそこそこありますが、青物の反応はありません。
ここで作戦変更。
この日は北風なので、ボートは沖に向かって流されます。
このまま沖に向かって流されて、やや深い海域まで行こうと考えました。
根につくヒラマサではなく、ベイト追いかけて回遊する魚を拾う作戦です。
実はちょっと前の実績ポイントをジギングしているときから、
気になっていた反応がありました。
実績ポイントは根魚がよく釣れるだけあって岩礁帯で、
ベイトも底が中心。
でも、40m、50mと深くなるにつれて中層に10~15cmの小魚が現れるのです。
こんな感じですね。
水温は15℃強です。
浅場の泳がせでヒラマサが釣れていたころから2~3度下がっています。
これも深場を狙う理由の一つでした。
「グオンッ!」
突然激しいアタリがありました。
水深約60m、底から10mほど上がったところでバイトです。
反射的に大きくアワセを入れます。
がっちりフッキングしました。
「ジ、ジジジ、ジ…、ジジ…」
ツインパワーのドラグが小さく鳴ります。
その感触は、
「重い!」
比較的大きな首振りがあります。
青物であることは確信できました。
ただ…、
「クソ重いのにパワーが足りない」
感触的には5kg以上はありそうな重量感なのに、
ドラグの鳴りが少ないというか、短い。
そしてヒラマサ特有の暴力的なパワーは感じません。
これはあれかな?
なんとなく確信めいたものがありました。
50m巻きあげなければいけないし、時々思い出したようにラインが出ていきます。
少々時間がかかりましたが、それほど焦ることもなく巻き上げ、
数分後にその姿が見えました。
「やっぱり!」
ブリっすね。
鰤だけに、さすがにブリ上げは難しいサイズ。ネット忘れなくてよかった。
メジャーを当ててみると83cmくらいはありそうです。
魚が暴れるのでデジタル重量計の値が安定しませんが、
数値は5.8kg~7.2kgを行ったり来たり。
真ん中取って6.5kgでしょうが、写真では6.345kgになってしまいました。
まあ、いいや。
この日は新兵器の足が曲がるミニ三脚を持参していました。
これでスマホを固定して、夜間航行灯のポールにくくり付けて、
自撮り開始!
ミス!
魚の腹しか見えません。
もう一度(笑)
まあ、いいでしょう。
自撮り棒よりも自然な写真が撮れますし、
何よりこのサイズになると両手が使えるのがありがたいです。
ストラクチャーのない沖を、ベイトがいる限り流すという完全なる拾い釣りですから、
そうそうアタリが続きません。
AM10:00まで頑張りましたが追加ができず、潮止まりです。
ここで大きく移動。
アジポイントで泳がせをやっていたNEOカワノさんに状況を窺うと、
この日はちょくちょくヒラメからの反応があるとのこと。
座布団級を逃したと悔しがっていましたが、70cm、4kgオーバーを仕留めたそうです。
ビル・ジャックさんを見つけて、約束通りブリを押し付けました(笑)
ブリを押し付けて身軽になったので、今度は定番ジギングポイントへ。
いつものように流しながらベイト反応を確認しますが…、
この鉄板ポイントにこの日はほとんどベイトがいませんでした。
「???」
本当に驚くほどの少なさです。
ここでも思いついたのが、沖のやや深い場所を流す作戦。
ヒラマサではなくブリがターゲットになりますが、
ブリサイズならOKとしましょう。
うん、やっぱりベイトはやや深場にいます。
写真はありませんが、水深60m前後のポイントで、
上層である10mくらいからボトムまで、広く反応が出ます。
写真のようにけっこうまばらな反応で、
時には画面全体で2、3尾ということもあります。
でも青物狙いなら、真っ赤になってベイトぎっしり、という反応よりも、
まばらな反応がだらだらと続く方が可能性が高いんです。
そんなことを考えながらジグを投入すると、フォール中にラインが止まりました。
まだボトムまでは10m以上あるはず…、と聞きアワセを入れると、
「グーーーンッ」
と魚の反応。
改めてアワセを入れてファイト開始です。
何度か締め込みをしのぎました。
ドラグはあまり鳴りません、が、
重みは感じますから、先ほどと同様ブリかワラサでしょう。
さっきよりは少し小さいか?
と次の瞬間、
「フッ」
と軽くなりました。
フックアウトです。しまった、アワセが弱かったか?
落胆とともに本能的にひとしゃくりを入れました。
その直後に、
「ビビビビ…」
と魚の反応。
確かにフックアウトしたはず。
先ほどのまでの緩慢でひたすら重いブリ族特有の動きではありません。
ビビビビッで感じですからね。
なんと、ブリ(推定)が放したジグを、近くにいた他の魚が食ったようです。
重さはたぶん5分の1くらいになりました。
その代わり、バイブレーションしながら横に走ります。
「なんだ?ソウダガツオみたい。サバかも…」
トホホ…と思いながら巻き上げてみると、
「ありゃりゃ!」
マグロじゃないですか!
しかもクロマグロですよ。
超小さいけど(爆)
本メジマグロ、ゲットです。
上の写真ではサイズ感がわかりませんよね。ナイショです(笑)
まあ、夏の館山湾で釣れるマルソウダに毛が生えたぐらいですよ。
ビル・ジャックさんが要らないって言ったら
こゆきの餌に持ち帰ろうと思い生簀に放り込みました。
この後もう一度ブリを狙って流しましたが、回遊魚は気まぐれです。
3連休最終日の渋滞に嵌りたくなかったので、早めのストップフィッシング、
12:45に帰航しました。
幸いクロマグロ(極小)はビル・ジャックさんが引き取ってくれました(喜)
西、東と移動しましたが、あまりちょこちょこ動き回らなかったので、
距離はそこそこといった感じです。
昼ころには凪に近くなったので、ちょっと飛ばしてみたら上の速度が出ました。
この速度になると小さな波でも船底を叩きますから、
これ以上は本当の凪じゃないと無理ですね。
ヒラメをゲットしたNEOカワノさんを除いて、
この日はかなり厳しい海でした。
あの友恵丸・小野さんですら大苦戦だったそうです。
ヒラマサを諦めて回遊ブリ狙いがはまったぐっちゃんは、
それなりに満足できた釣行となりました。
実は28、29日と有休をとっています。
30日から帰省しますので、その前に1回浮かぼうという作戦ですが、
天候を見ると29日までは相当に海が荒れそうです。
天候の好転が無ければ、今年はこれで釣り納めです。
いやー、厳しい年でした。
いろいろなことがありました。
年が明けたら2016年の反省をしなきゃですね。
28、29日が暇になったらもう一本記事を書くかも。
それではまた おやすみなさい