進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

外房はショゴ日和、ラスト1投マジックも!!

2021年04月13日 | NEO390 釣行記

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先週海が荒れて出航できなかったリベンジに、

4月11日日曜日、外房に行ってきました。

今回も当然toshiさんが参戦です。

 

この日の道中の最低気温は2℃!

出航場所の気温も4℃と冬のような気温です。

もう必要ないだろうと思っていた防寒着を引っ張り出して、

5:12の日の出に合わせて4:50に現地着。

ちょっと準備に時間がかかりましたが、

5:25に岸払いしました。

 

まずは西のキャスティングポイント、と思いましたが、

すでに漁船が2艘稼働中でした。

仕方なく更に西のポイントへ。

水温は16℃台、

パラパラと鳥が飛んでいますが、鳥山にはならない感じ。

港内にいるときはわかりませんでしたが、

北東の風がけっこう強く吹いていて、

シャローなのにかなり波立っています。

キャスティングには絶好の条件という感じなのですが、

投げても投げても反応無し。

このところ遊漁船もヒラマサの釣果報告がほとんどないので、

ちょっと厳しい感じですね。

 

そのまま西のジギングエリアに移動してベイトを探します。

根周りにはベイトがいますがピンポイント。

水深60mあたりで回遊のベイトを期待しましたが、

ほとんど反応が無く、西のエリアは残念な結果に終わりました。

 

一気に東に舵を切り、いつものジギングポイントへ。

そして、

いつもの「釣れない反応」をチェックします。

 

このあたりにはツッシーさんが浮いていました。

状況を確認してみると、

「ショゴが釣れましたよ!」

ムムム…、

西に行かず最初からここに来ていた方が良かったのか?

いずれにしろ、魚の情報をいただいてやる気になりました。

ツッシーさんの、

「再現性はありませんが…」

の一言が気になるところではありますが。

 

良反応に気合が入るtoshiさん。

toshiさんは後席で座ってジギングです。

実はtoshiさん、キャスティングロッドでジギングもこなす強者です。

ジギングロッドでキャスティングも、ならまだわかりますが、

キャスティングロッドでジギングはちょっとびっくりでした。

一度ロッドを交換して試しにジグってみましたが、

パワーは何倍も必要だし、切れのいいしゃくりはできないしで、

ぐっちゃんには無理と判断しました。

ジギングポイントでしばらく頑張りましたが、やはりノーバイト。

やはり再現性はないのか??

 

結構な風と波で、上のツッシーさんの写真でもわかるように、

乾舷が低いボートではこれ以上沖には行けそうにありません。

でも、こっちはNEOですから、もう少し無理ができます。

徐々に沖へ。

 

水深60m、80mとベイトを求めて移動します。

水深100mまで来ましたが、どうにもショボい反応しかありません。

このあたりまで来ると、うねりもかなり高くて釣り辛いです。

風は非常に強く、北東から。

一方潮は西から東へ。

お互いが相殺されてボートはほとんど移動しない状態ですが、

そのせいでジグは潮下に向かってかっ飛ぶように流されます。

うまく操船してラインをまっすぐにしないと、着底すらわかりません。

これ以上沖に行ってのジギングは辛いだけなので、

この日の「沖でメタボワラサ」は諦めることにしました。

 

再び水深80m、60mと戻って、

結局ジギングポイントへ。

時間は既に8:50になっています。

この日は10:24干潮なので、

これから下げ止まり前のゴールデンタイムという事になりますね。

根の西側はツッシーさんが散々攻めたと思われるので、

我々は根の東側、次の小さな根の手前を攻めることにします。

おお、ここにもちゃんと反応がありますよ。

頑張ってしゃくりましょう!とジグ投入。

すぐに、

「ガツンッ!」

と強烈なアタリ!

「ジジジジジジーーーーーッ」

超大物のドラグ音、ではありません(´·ω·`)

実はドラグの調整を甘めにしていて、

そこそこサイズがかかってしまったためにドラグが爆回りです。

慌ててスプールを抑えて回転を止め、

ドラグを締め直してからファイト開始。

かなり強い引きです。

ヒラマサか?カンパチか?

グググーッと何度目かの締め込みがきた後に、

「フッ・・・」

痛恨のフックアウトです。

ドラグが大甘だったために、フッキングが不十分だったのか?

後悔後に立たずですが、痛すぎるミスですね。

 

ここで運を失ったかと思いましたが、

次の流しでまたも、

「ガンッ!」

とあたりました。

今度はドラグはバッチリです。

大きく合わせてがっちりフッキング。

残念ながら、パワーは先ほどの半分以下です。

そこそこ楽しませていただきましたが、

締めこんだドラグは一度も鳴らず、

ようやくのショゴゲットです。

50cmくらいですかね。

 

ここから確変でした。

ほんの30分くらいの間に、

同型を3本ゲット!

ひと流し1本、短い時間でしたが、強烈な時合いでした。

 

あっという間に時合が去ってしまった感があり、

アタリがピタリと止まりました。

今度は根の西側に戻ってやってみましょうとなりました。

少し間が開きましたが、

ここまでの無言を破ってtoshiさんが、

待望のショゴゲットです。

しかもキャスティングロッドですよ。

カンパチは比較的早いしゃくりに反応する印象があるので、

キビキビ感がある583SSを使うぐっちゃんに分があると思っていました。

そのハンデをもろともせず、がっちりショゴをゲットしたtoshiさん、

流石ですね。

 

ここまで長時間ジギングを続けて、体が悲鳴を上げています。

潮も下げ止まりで、青物タイムは終了。

ここはもう少し岸寄りに移動して、

テンヤを試しましょう。

今回も持ち込んだのはスーパーで安売りしていたバナメイエビです。

慣れないtoshiさんにもバナメイエビを押し付けて、

操船しながらテンヤをまっすぐ落とすテクニックを披露。

 

少々食いは悪かったですが、リリースサイズも含め数匹のアカハタをゲット。

 

toshiさんにはカサゴも。

エビが終了する直前でぐっちゃんがテンヤロスト。

ここで根魚遊びは終了です。

 

時刻は12:00近くになりました。

実はこの日の潮は、8:00~13:00くらいが潮位が下がり、

ボートを上げにくい潮でした。

そのため、13:30くらいまでは海にいないといけなかったんです。

「最後はもう一度ジギングポイントに行きましょう」

「OK」

というわけで、三度ジギングポイントへ。

 

何度も流しますが、魚は口を使ってくれません。

相変わらず「釣れない反応」は出ています。

飲み物補給したり、食べ物を摂ったりして休憩しながら、

ボートが上げられる時間が来るのを待ちます。

13:30、ついにアタリが無いまま終了。

疲労困ぱいで少しボートをそのまま流し続けて一休みしていました。

ボーッと魚探を眺めていると、

超激熱な反応が!

慌てて、

「あと一回だけ投げるね!」

「あ、はあ…」

なんて言いながら最後のしゃくり。

中層までしゃくりあげたところで、

「ガツンッ!」

「キターッ!」

ちなみに、上の魚探写真はフッキングの後、

魚とやり取りしながら写したものです。

ラスト一投マジックでショゴ追加!

こんなこともあるんだね、って感じです。

「ゲゲッ、凄すぎる!」

「まだあるかもよ、やってみたら?」

「いえ、実はもう体が限界です」

そりゃそうですよね。

出航から8時間以上の大半をキャスティングロッドでジギングですから。

「帰りましょう」

13:50頃に沖上がりとしました。

 

サイズはともかく、クーラーは賑やかになりました。

 

あまり沖には行かず、東西の移動も一度だけだったので、

長時間の割にはそこそこの移動距離でした。

 

ちょうど半分なので12リットルくらいの消費でしょうか。

ショゴの刺身とカマ焼き。

これ以外の部位は全てこゆきのおかずとして素焼きになりました。

カンパチ系はやっぱり美味しいですよね。

 

NEO-Gucchan号に乗る人には「修行だよ」と言っているのですが、

今回のtoshiさんは本当にきつい修行になったと思います。

なんとかショゴや根魚を釣っていただいたので、

それなりにNEO-Gucchan号とぐっちゃんの釣りを堪能していただけたのではないでしょうか。

toshiさん、これに懲りずまた乗ってくださいね。

 

なぜかヒラマサが釣れずショゴ比率が高い外房になっていますが、

さて、次回はどうなりますか。

それではまた おやすみなさい

 

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コメント (8)
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