進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

お待たせヒラマサ春第1号&ラスト1投ダブルヒット!

2021年04月26日 | NEO390 釣行記

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この週末、土曜日と日曜日を比べてみたら、

土曜日は風はそこそこだがちょっとうねりや波が高め、

日曜日は波は少し落ちるものの、風が強め。

こう書くと悩みどころのように思えますが、

即決で土曜日釣行を決めました。

日曜日は予報以上に海が荒れると予想したからです。

 

前々週のtoshiさんに続いて、今回はツッシーさんが参戦。

ツッシーさんはカートップボートでジギングの実績を上げている、

外房エリアのホープです(褒めすぎ?)

我々の前に到着していたのはNEOタダノさん。

さすがに波が高い予報に参加者は少なそうです。

 

この日の日の出は4:56。

めちゃくちゃ早くなりました。

おかげで2:30起きですよ(笑)

現地の気温は8℃でけっこう冷え込みましたが、

日中は暑くなるだろうと防寒着は使わず、普通のレインウェアで出航です。

 

まずは西のポイントでキャスティング。

既に日が昇っています。

北風がけっこう吹いているのと共に、

予報通りうねりや波がそこそこあります。

 

水温は何と19.8℃!!

おいおい、高すぎるでしょ!

黒潮が接岸したのか??

これは期待できるのか?それとも…。

 

ツッシーさんはNEO初乗船です。

普段はカートップボートなのでキャスティングもジギングも座ってやっていますが、

この日はバウでスタンディングでキャスティング。

最初はたどたどしく投げていましたが、すぐに慣れてサマになりました。

 

西のポイント、さらに西のポイントと、

移動&キャスティングを繰り返しますがノーバイト。

付近には鳥すら飛んでいません。

真潮が効いていて、波も適度にあって、

キャスティングには絶好の条件だったんですけどね。

今シーズンもキャスティングは厳しいのか??

 

続いて西のポイントでジギングにチャレンジ。

 

ベイト反応のある実績ポイントを回りますが、やはり反応無し。

西のポイントを諦め、一気に東へ移動します。

 

毎度おなじみのジギングポイントまで来ました。

ここはツッシーさんも実績を上げているポイントになります。

外房マイボートジギングの先駆者として、

ポイントの流し方や釣り方を見せつけてやらなければなりません(嘘)

 

ここは相変わらず「釣れない反応」があります。

このところ、この反応の中でショゴをかなりかけていますから、

ここは素直にショゴを狙ってみましょう。

釣れないとわかっていても、魚探に反応があるとちょっと勇気が出ます。

同じ場所に同じ反応があるという事は、

回遊しているベイトではないので、

なかなか青物はかかってこないとわかってはいますが…。

 

水深30mくらいのポイントで、水深15mくらいに良い反応が出ました。

「こういう反応で釣れないからめげるんだよなー」

なんて言いながらしゃくっていると、

水深15mくらいの中層で、

「ゴツンッ!」

とあたりました。

しっかりアワセを入れて、

「おお、ツッシーさん、あたったよ!」

と報告。

この反応の中でのアタリなので、当然ショゴだと思ってやり取り開始です。

最初は大したことないと思ったのですが、

数秒後に激変しました。

「ジジジ、ジジジーーーッ」

ストラディックSW5000XGの緩めのドラグが驚くくらいに滑っています。

「おお、やりましたね!頑張って!」

とツッシーさん。

「ジジジーーーーーーーッ」

おいおい、やたら暴れるショゴだなー、なんて思っていたのですが、

一気に10m以上ラインを出され、

慌ててドラグを締めてもラインの排出が止まりません。

少し巻いて、ラインを出され、また少し巻く、の繰り返し。

だんだん、過去の感覚が蘇ってきます。

「これ、ショゴじゃないかも」

一気に底に向かうパワーに、大きな首振り。

最近ご無沙汰ですが、これは…。

「ヒラマサじゃないかな?」

「えー、マジですか?」

慎重に慎重に、少し時間をかけてやり取りして、

徐々に巻き上げて、キラッとその魚体が見えました。

「やっぱり!ヒラマサ!!」

「おーっ、凄い!やりましたね」

80cm、5kgのナイスサイズのヒラマサでした。

そりゃ、引くわけです。

見ての通りずいぶん太っていて、メタボなヒラマサでした。

これでツッシーさんに先輩の貫録を示すことができました。

内心ホッと胸をなでおろしたのはナイショです(笑)

 

その後今度はツッシーさんにアタリ。

ぐっちゃんは一部始終を見ていましたが、

しゃくり、アタリ、アワセと完璧でした。

やり取りを始めるツッシーさん、

やるねっ!と思った次の瞬間に、

「あっ、バレた!!」

まあ、そんなときもあります。

しゃくりもアワセもミスはありませんでした。

でもバラシ。

それがジギングです(涙)

 

次の流しで再度ツッシーさんにアタリ!

今後はがっちりフッキング!

 

楽しそうにファイトするツッシーさん。

「お、小さそうだね。自分でタモ入れしてね!」

鬼のような発言をするぐっちゃん。

実は動画を撮ろうと思っていたんです。

外房でツッシーさんショゴとファイト

動画の撮影に慣れていなくて、

誤って停止ボタンを押してしまい、キャッチまで撮れませんでした(恥)

キャッチの絵は静止画で(笑)

おめでとうございます。

ツッシーさん、NEO-Gucchan号初乗船で、

ショゴゲットです。

ぐっちゃんのヒラマサゲットが8:25、

ツッシーさんのショゴゲットが8:50。

わずか30分の時合いでした。

この日の干潮は8:45、

つまり、下げ止まり直前から下げ止まりにかけて、

一瞬だけ食いが立ったという事になります。

この後潮が止まり、長~い沈黙の時がやってくるのですが、

そんなこと知らない我々はテンション上がりまくりでした。

 

あっという間に時合いは終わり、

潮も緩くなりました。

風が強いのであまり沖には行きたくなかったのですが、

とりあえず水深60m、80m、100mとチェックに向かいますが、

どのエリアもベイトが超薄い状態です。

仕方なく、再び「釣れない反応」のジギングポイントに戻ることに。

しかし、一度落ちた食いが戻ることは無く、

時間だけが過ぎていきます。

ツッシーさん、休むことなくしゃくり続ける強靭な精神と体力の持ち主だとわかりましたが、

約4時間の沈黙は苦痛でした。

唯一の救いは、風は強いものの日差しは穏やかで気温も上昇し、

長く海の上にいることが苦痛ではなかったことでしょう。 

13:00に終了と決めていて、

最後の流し、さらに泣きのもうひと流しもノーバイトでストップフィッシング。

ジギングポイントを後にしましたが、

ぐっちゃんには最後の作戦がもう一つありました。

「ツッシーさん、移動するけど、タックルはそのまま持ってて」

 

実は何度となく回遊の青物を拾い釣りしたことがあるポイントがありました。

最後にそこで1投だけして終わろうと思ったんです。

目的のポイントに近づき、微速前進で進みます。

魚探の反応を見ながら、最後の1投のタイミングを見計らいます。

そしたらなんと、期待以上の反応が!

残念ながら瞬間の出来事だったので写真はありませんが、

絵で示すとこんな感じ。

こんな激熱反応が、水面下10m弱で出たんです。

「今だ!水深10mでしゃくって!」

「はい!」

「よっしゃー、食ったー!」

なんと、ラスト1投マジック再びです!

自慢気に後ろを振り向くと、

「あたりましたー!」

なんと、ツッシーさんもファイト中!

なんとなんと、ラスト1投マジックどころか、

ラスト1投ダブルヒットです。

もう、2人で馬鹿笑い!

「こりゃもう、漫画ですよ!」

「俺って天才じゃね!?」

「間違いなく天才です(爆)」

まさかこんなラストが待っているとは…!

この1投で大満足の1日となりました。

13:30沖上がり。

 

細かい流し直しを繰り返した末の35kmです。

 

燃料消費は12リットルといったところでしょうか。

 

初乗船のツッシーさんにヒラマサを見せることができて、

最後にダブルヒットですからできすぎですね。

ツッシーさんはNEO-Gucchan号の「修行」にも望むところという強者だし、

ジギングのパートナーとしては完璧でした。

 

今回のヒラマサは、春の数釣りのヒラマサとは違いますし、

再現性が極めて低い偶然の産物だと思います。

これでシーズンインとは言えませんが、

ヒラマサの姿を見ることができて良かったです。

ちなみにこのヒラマサ、ヒラマサとは思えないほどの脂の乗りでした。

これを機に上昇気流に乗りたいですね。

緊急事態宣言とか、不確定要素があるので何とも言えませんが、

昨年シーズンを棒に振った分、取り返せたらと思います。

 

それではまた おやすみなさい

 

追記:2日寝かせて刺身を食べました。

   ヒラマサの腹側のトロ部分です。

   すごく脂が乗って、

   ぐっちゃん史上最高に美味いヒラマサでした。

 

 

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コメント (8)
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