進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

キャスティングロッド変遷

2021年04月19日 | 釣り道具

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今週も天気は散々でしたね。

土曜日は禁漁日でしたが雨模様、

日曜日は天気回復するも強風が吹き荒れました。

今週末に関しては数日前から釣行を諦めていました。

当然釣行ネタはありません。

今回は、ぐっちゃんのこれまでのキャスティングロッドについて書こうと思います。

 

ゴムボートで釣りを始めたのは2012年5月ですが、

外房の我々のエリアでヒラマサが釣れることに気付いたのは同年の秋でした。

それからいろいろ勉強して、

本格的にヒラマサ釣りのタックルを揃えだすのは翌2013年です。

 

外房の遊漁船はヒラマサキャスティングでもオーバースロー禁止です。

アンダースロー限定だと、どうしてもロッドは短くなります。

最初にキャスティングロッドを選ぶとき、

長さは7フィート前半くらいが遊漁船でも使えていいかなと思いました。

そして2013年3月に初めて買ったキャスティングロッドが、

Abu GarciaのSalty Stage KR-X SOSC-74MH-KR。

7フィート4インチでPE5号まで対応していて、

当初の目的である遊漁船でも使用可能な長さと大パワーを併せ持った(はずの)ロッドでした。

ただ、何度かヒラマサをかけてみると、全体的に頼りなく感じました。

曲げて溜めるタイプの胴調子で、

大きいとわかるサイズをかけると、

決まって根に潜られるのを止められずにラインブレイク。

我々のエリアはシャローの水深10m以下というような浅場でかかることが多いので、

少しでもラインを出すと一気に根に巻かれてバラシてしまいます。

もっとパワーがあるロッドでないと…。

そう考えて、パワーアップをすることにしました。

このSalty Stageは次のロッドを購入後、釣友のO君に譲りました。

2013年3月から同年9月まで半年間使用しました。

 

遊漁船に乗らなくても我々のポイントでヒラマサが釣れることが分かったので、

アンダースロー用にショートレングスのロッドは不要だと思いました。

2本目のキャスティングロッドは、

YAMAGA Blanksの

Blue Sniper 80/5です。

2013年9月に購入。

このロッドもPE5号まで使用できる仕様ですが、Salty Stageとは雲泥の差があります。

長さは8フィートと長くなり、バッドが強く、穂先は柔らかいロッドです。

このロッドに換えてから、それまで四苦八苦してファイトしていたサイズのヒラマサが、

比較的簡単に上がるようになりました。

過去のキャスティングロッドで最もキャッチ数が多いのがこのロッドだと思います。

非常にバランスの良いロッドですが、今はサブロッドになっています。

 

ぐっちゃんはジギングロッドはMCワークスを愛用しています。

キャスティングもMCワークスが欲しいと思いました。

Blue Sniperはヒラマサキャスティングロッドとして優秀ですが、

より大物を狙うためにツナロッドが欲しくなったのもあります。

ジギング・キャスティングの師匠であるI君から2015年11月に譲ってもらったのが、

MC works SEVEN MILES777CR TUNA Specialです。

7フィート7インチ、PEラインは6号までOK、Maxドラグは13kgという、

堂々たるツナロッドです。

バッドはパリッとして固め、でもティップは柔らかくてルアーを飛ばす、

Blue Sniperが曲げて魚の強さをいなしながらファイトするのに対し、

SEVEN MILESはバッドの強さで魚のパワーをそのまま受け止める感じ。

そのため、SEVEN MILESの方が魚との力勝負になる印象ですね。

このロッドからPE6号、リーダー130lbのシステムとなりました。

ただ、このSEVEN MILESはある時キャスティングをする際に、

グリップエンドが抜け外れて、ロッド&ルアーを投げ飛ばしてしまい、

ステラSW14000XGと共に外房の海に沈んでしまいました。

3年間主戦で使いましたが、2018年11月に奉納です。

 

SEVEN MILESを海に奉納してしまってショックは大きかったのですが、

その後しばらくネットをチェックする日々が続きました。

ある日目に飛び込んできたのが、

CarpenterのBig TUNA 七里86。

Carpenterは超ハイエンドメーカーですが、使い道がニッチな製品が多いためか、

オークションに意外な安値で出てきたりします。

今回がそのパターンです。

2018年12月に落札。

8フィート6インチは今までで一番長いです。

ドラグMaxは11kgとSEVEN MILESには及びませんが、

この数値は明らかに控えめです。

ルアーは160gまでと非常に適応範囲が広いです。

調子はSEVEN MILESより少し柔らかいかな?

ただ、長いのでそう感じるだけかもしれません。

良くしなるロッドで長さもあるため、

飛距離はこれまでのロッドで一番ですね。

半面で8フィート6インチはミニボートでは少し長すぎるようにも思います。

現在はこの七里86が主戦ロッドです。

 

今まで4本のキャスティングロッドを使いましたが、

どれも特徴があって面白いですね。

ひとつ言えることは、

メーカーが記載している仕様、

PEの推奨号数、ドラグMax、ルアーMaxはあくまでも目安という事です。

同じPE5号推奨でも実際のパワーは全然違ったりしますし、

浅場でデカマサと対峙するつもりなら、TUNAロッド必須です。

実際に自分の目で確かめてみることをお薦めします。

ぐっちゃんのタックルを見せて欲しいと言われることがよくありますが、

皆さん口を揃えて「こんなにすごいタックルなんだ」って言われます。

でも、本当に大きなヒラマサがシャローでかかったら、

こんなタックルでも獲れるか獲れないかは「運」だったりするんですよ。

 

これは2014年、ゴムボート時代に獲った101cm 9kgのヒラマサです。

この時のロッドはBlue Sniper 80/5でした。

同ロッドでこれよりもっと大きかっただろうというヒラマサを何度も掛けていますが、

のされて根に巻かれてバラす度にラインを見直したりリールを換えたりして、

最後にはロッドを換えたりして現在に至っています。

 

近年はヒラマサキャスティングで釣れる確率がずいぶん下がったように思います。

明らかに魚が減ってきていますし、擦れてきているのもあると思います。

それでも記録更新を狙いたいなら、シャローのヒラマサキャスティングは外せません。

その暴力的なパワーをぜひ体験してみてください。

きっとツナロッドかGTロッドが欲しくなりますよ。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント
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