観光ネタが溜まっています。
今回はちょっとマイナーな観光地です。
橿原市にある「おふさ観音」と高市郡高取町にある「高取城跡」、
知ってました?
ちなみにこの2ヶ所に行ったのは雨降りの5月19日日曜日。
季節感がちょっとずれていますが許してください。
まずはおふさ観音です。
実はぐっちゃんの自宅から徒歩5分で着いてしまう、
最も近い観光名所です。
でも、その人気はなかなかのものです。
門の締まった夜しか見たことが無かったので、
日曜日はどんなかな?というのと、
一度くらいは中を見なきゃ、というわけ。
本音を言えば、雨降りであんまり遠くに行く気になれず、
手近なところで済ませた、と(笑)
お、参拝者か観光客かわかりませんが、
人がたくさんいますよ。
おふさ観音ですが、歴史上重要なお寺というわけではありません。
どちらかと言えば「変わったお寺」の部類でしょうか。
境内にはバラや提灯が所狭しと飾られていて、
まあ、賑やかなんです。
メダカなども飼育(養殖?)していて、
決して広い境内ではないので、足の踏み場もないくらいです。
境内の写真を載せますね。
雨が降ってみんな傘をさしているので、歩きづらいのなんの。
30分ほどで境内をくまなく見たので終了。
いやー、混んでました。
想像以上に人気があるお寺なんですね。
ちなみにお寺の周辺は道がとても狭く、
目の前に数台分の駐車場がありますが、
300mほど離れた国道からすぐの第2駐車場を利用することをおすすめします。
詳しくはホームページで確認してください。
予想以上に早くおふさ観音見学が終わってしまったので、
夕方になりかけていますが、
やはり比較的近い高取城跡に行ってみることにしました。
高取城は岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つです。
標高584mの山の頂上にあって、その険しさから難攻不落の高取城と言われたとか。
また、ふもとの城下町との標高差が日本一なんだそうです。
建物が残っていれば国宝級なんでしょうが、今あるのは石垣だけ。
でも、その規模はなかなかのものです。
こんな道を10分ほど登って、
ちゃんとした駐車場は無く、道路が登山道入り口で通行止めになっています。
道がやや広くなっていて、2~3台は駐車可能なスペースあり。
ここに車を停めて歩けと言う事らしい。
ちなみに着いたのは18:00少し前。
5月19日ですから日没は18:40くらいかな。急がなければ。
この通行止めになっている道路をまっすぐ歩いて行けば、最短で本丸跡まで行けるようですが、
こっちから行けと書いてあります。
簡易トイレがあって、この後はトイレ無し。
砂防公園というのは、高取城を過ぎてハイキングコースを下山し、
反対側のふもとにある公園です。
本丸まで550m、15分くらいで行けるかな?
暗くなる前に帰ってこないと遭難必至です。
舐めていました。
けっこう急な山道で、ちょっとした登山道です。
ハイキングコースなんて良いものじゃありません。
雨も降っていて、気を付けないと滑って転びます。
難攻不落の高取城、の意味がようやく解りました。
予想よりもかなり時間がかかって本丸跡に着きました。
急いで登ったのもありますが、この顔がここまでの険しさを物語っていますよね。
後ろが本丸の石垣です。なかなかのボリューム感でしょ。
このあたりに本丸が建っていたようです。
こんな山奥、登るのも大変なのに、
大きな石を運んで石垣を作り、城を建てたわけですよね。
想像もできないほどの重労働でしょ。
凄すぎます。
今の高取城跡をきれいに整備してくれている方にも感謝ですね。
標高や比高の数字が、上の写真の解説と異なっていますがどちらが正しいのかわかりません。
ちなみに、ここに来るために車で国道から離れ、
山を登り始めてから下山するまで、1人も、というか車1台もすれ違ったりしませんでした。
うーん、人気ないのか誰も知らないのか…。
地元の人はわざわざ行かないだろうしね。
これだけの史跡が世にほとんど知られていないのは、
城は戦国時代から江戸時代のものであり、
この地域の主要建造物が作られた、飛鳥時代や藤原京&平城京時代とは異なる年代なのが原因か?
もっと上手に観光地化して、駐車場や遊歩道を整備すれば、
すぐ近くにある壺阪寺と合わせて、
もっと観光客を呼び込めると思うんだけどなー。
前に紹介した今井町と同じ(それ以上か?)ですね。
(注:壺阪寺は桜の季節には大渋滞ができるほど混雑するそうです)
ちなみに、登ってすぐに慌てて下山して、
18:45頃に車に戻れました。
ちょっと暗くなりかけていて、ドキドキものでしたよ。
2ヶ所あわせても3時間ほどで終了という、近場での観光でした。
なかなかすごいところに住んでいるでしょ。
なにせこのあたりは日本最初の首都ですから。
今は史跡意外に見る影もありませんけどね。
それではまた おやすみなさい