せっかく耳成山、天香久山と記事にしたので、
残りの畝傍山も登って大和三山制覇しよう、と考えました。
畝傍山に登ったのは2月16日、つい最近です。
今回もがっつり動画撮ってきました。
趣向を変えて最初に動画を載せようかな(笑)
なんと約20分のぐっちゃん史上最長動画です。覚悟してくださいね。
そんな暇はないという方は、ブログを斜め読みしてください(笑)
逆にどうがをみれば、今回の記事は読まなくてもいいかもです。ほぼ同じ内容です。
まず、畝傍山登山の前にすぐ近くにある神武天皇陵を参拝しましょう。
初代天皇である神武天皇のお墓という位置づけだけに、
その規模はなかなかのもの。
今まで見てきたいくつかの天皇陵の中では、ダントツででかいです。
さて、神武天皇に登山の許可をもらった(?)ので、
さっそく畝傍山に登っていきましょう。
ちなみに今回、ぐっちゃんは自転車できています。
手前の白い折り畳み自転車がぐっちゃんの愛車。
そう、この畝傍山も気軽に自転車で来れる、
その気になれば徒歩でも3、40分ほどで来ることができるご近所なんです。
橿原神宮の参道を進み、しばらく行くと登山道の入り口があるのですが、
ぐっちゃんは王道を行かず、若桜友苑という公園を見学。
「戦没者の英霊を慰める慰霊公苑」だそうです。
でも、ここから行こうとしたのが失敗でした。
登山道が2本あることは知っていたのですが、
ここでぐっちゃんが先に見つけたのは、上の図の赤い方の登山道だったんです。
ちなみにこの地図は下りの登山道で見つけたもの。
登りの段階ではこんな情報は知りません。
そして、赤い登山道には急傾斜、とあるんですよね。しまった…( ;∀;)
この奥に登山道の入り口があります。
それを見つけてしまったのが運の尽き…。
写真ではわからないでしょうが、なかなかの勾配です。
しかも、雨後で地面が濡れて滑ります。
さらに、岩が地中から突き出たところもあって、かなり本格的な登山道でした。
写真と動画を撮りながら登ろうと思ったのですが、
足元が危険と判断し、登りの撮影は諦めました。
ようやくもう一つの登山道との合流点。
この時点で真冬なのに汗びっしょりでした。
完全に息が上がった状態です。
上の看板に背をみけて反対側に進むと、畝傍山の頂上に着きます。
三角点。
三角点ってその山の最も標高が高いところにあると思っていましたが、
必ずしもそうではないんですね。
耳成山もこの畝傍山も、最高点より少しだけ低いところに三角点がありました。
この辺りが山頂にあった畝傍山口神社の跡地でしょう。
畝傍山口神社はもともと畝傍山の北西山麓にあり、
いつの時代かに山頂に移築され、
その後大正時代に再び元の山麓に再移築されたという歴史があるそうです。
山頂からは、木々の隙間から大和の街並みが見えます。
さて、下りです。
登りはきつかったし、あそこを下るのは登り以上に危険です。
よって下りは別ルートにしようと思いました。
そう、上の図の青色の登山道です。
正解でした。
こちらは距離こそ長いものの、緩やかな傾斜が続く比較的楽そうな道です。
頂上にご老人の団体がいたのですが、こっちから登ってきたんですね。
納得。
途中でまた分岐点。
北方向に戻るのは当然橿原神宮方面なのですが、
天邪鬼なぐっちゃんは畝傍山口神社の方へ。。。
うーん、この下り道を神社参拝後はまた昇る可能性大。
早く着いてくれーと願いながら進むと、
ありました。
畝傍山口神社です。
拝殿が見えています。なかなか立派です。
拝殿の向こう側には本殿が見えますね。行ってみましょう。
きっちりお参りしました。
もう一度ここまで戻って、今度こそ橿原神宮方面へ。
そして登山道の終わりに、
東大谷日女命神社。
こんな神聖な山の登山道にあるのですから、さぞかり歴史ある神社なのかもしれませんが、
調べてもピンとくるものがありませんでした。
最後に登山道入り口まで来て、橿原神宮の参道へ出ます。
登りでここから行っていれば、ずいぶん違ったでしょうけど…。
さすが橿原神宮の参道、大きくてしかもしっかり整備されています。
橿原神宮は反対側なのですが、
上の写真の鳥居の向こうに自転車があるので…、
今回は橿原神宮の参拝はやめておきます。
橿原神宮は正月に初詣できて、おみくじで1番の大吉を引いていますからね。
上書きする必要はないと判断しました(笑)
以上で畝傍山登山の報告は終了、そして大和三山の登山コンプリートです。
次の観光報告はまた昨年の10月に戻ります(たぶん)。
それではまた おやすみなさい