㉜室生寺、㉝室生龍穴神社と紹介してきましたので、
㉞は龍鎮神社を紹介します。
室生寺と龍穴神社は8月31日に参拝したのに対し、
龍鎮神社は10月14日と1ヶ月半も後になりました。
この間にもいくつかの神社仏閣に行ったのですが、
流れ的にもここで龍鎮神社を紹介しておいた方がいいかな、という事で、
順番を変更しました。
室生寺と龍穴神社はとても近いのですが、
龍鎮神社は少し離れた室生ダムの近くにあります。
室生ダムができたために周辺の道路が整備され、
現在は車ですぐ近くまで行くことができますが、
ダム建設以前は本当に山奥の渓流沿いにある、
まさに秘境中の秘境だったと思われます。
そして、秘境の多い奈良県においても、
最強のパワースポットの一つと言われているんです。
龍鎮神社は、宇陀市の室生口大野駅付近にある、
海神社(かいじんじゃ)の境外摂社という位置付けなのですが、
その秘境ぶりから龍鎮神社の方がはるかに有名になっていますね。
これが室生ダム。駐車場もあって、のんびり観光ができる、
ハイキングスポットになっています。
ここの駐車場に車を停めて、龍鎮神社へ歩くことも可能です。
龍鎮神社への入り口はこの「龍鎮橋」が目印。
この付近にも数台、路上駐車することは可能です。
ただ、混雑時は車の出し入れも難しくなりますので、
素直に室生ダムの駐車場から歩きましょう(15分くらいです)
上の写真を撮影しているポイントでそのまま右側を見ると、
こんな看板があります。
ここから深谷渓谷(龍鎮渓谷)に入っていきます。
渓谷となっていますが、龍鎮橋からの遊歩道はアップダウンがそれほどきつくなく、
スニーカーなどを履いていれば問題なく行けると思います。
少し歩くと、美しい水と苔むした岩によって独特の景観が演出されていて、
パワースポット特有のひんやりした空気を感じることができるでしょう。
実際、この日は秋とは思えないほど残暑が厳しい日だったのですが、
渓谷に入った途端に半袖では寒く感じるほどひんやりとしていました。
10分も歩かないうちに、下の渓谷を見下ろすような位置付けになり、
こんな景色が現れます。
どうやらここが龍鎮神社のようですね。
ここを少し通り過ぎたところに、
下り坂になる参道入り口と鳥居があります。
さらに上流にも、
こちらにもしめ縄が渓流を横断する形で飾られていて、
ここまでが境内だよ、と言っているようです。
ちなみに、このしめ縄の向こう側へも歩いて行くことができて、
その先は延々と続くハイキングコースになっています。
実は1kmほど歩いてみたのですが、
これといった信仰対象となるようなものはなく、
清流と杉の木によって清められた空気を感じながら、
ただ歩くだけ、という感じでした。
さて、鳥居をくぐって参道を降りていくと、
龍神が住むという、エメラルドグリーンの滝つぼがあります。
境内ですし、神聖な場所なので、どんなに暑くてもここで水遊びはダメですよ(笑)
まあ、子供が遊ぶには深すぎでしょうし、
意外に危険だと思いますから、入る人はいないでしょうけど。
その先には、
拝殿があります。
この拝殿の中から正面を見ると、
川の流れの向こう側に、本殿があります。
水量が多い日には本殿の前の鳥居まで行けないことが多いそうなのですが、
この日は幸い水量が少なく、
注意すれば流れをまたいで本殿の前まで行くことができました。
というわけで、鳥居の下で写真撮影。
自撮りしようとしていたら、常連と思われる参拝者の方が、
写真を撮ってくれました。感謝♪
少し参道を登ったところからも動画を撮ってみました。
この日は絶好の観光日和だったこともあり、かなり参拝者が多めでしたが、
平日に行けば静かで神秘的な体験ができるのではと思います。
秘境にあるにもかかわらず、アプローチが比較的楽で、
無理しなくてもパワースポット体験ができるという点では、
ここは最強なのではないでしょうか。
2024年辰年、まさに龍神の年です。
あっという間に年末が来ますので、チャンスは残り少ないですよ。
ぜひ、奈良県最強のパワースポットを体験してみてください。
それではまた おやすみなさい
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