進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

奈良発観光報告 ㉙檜隈寺跡(ひのくまでらあと)

2024年10月16日 | 奈良発!観光地など

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ちょっと久しぶりの観光報告です。

今回は有名どころではありません。

わざわざ行く価値は???なところです。 

 

ぐっちゃんの通勤路には国営飛鳥歴史公園があります。

その国営飛鳥歴史公園は大きく3ヶ所に分かれていて、

一番北が甘樫丘(あまがしのおか)地区、

真ん中が高松塚古墳周辺地区、

一番南側がキトラ古墳周辺地区です。

 

地図で見るとこんな感じ。

赤丸で囲んだところが既に紹介済みの観光スポット。

そして今回行ったのは赤い矢印の先、

国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区にある、

檜隈寺(ひのくまでら)跡です。国の史跡だそうですよ。

ぐっちゃんはこの地で生活を始めるまで、その存在すら全く知りませんでした。

 

檜隈寺の前には、檜隈寺跡前休憩案内所があって、

ここに駐車場もあるのですが、

会社帰りに寄ったので既に17:00を過ぎていて、

駐車場はロープで入れなくなっていました。

ただ、道沿いに駐車スペースが3台分ほどあって、そこは利用可能でした。

なお、ここをさらに進んでいくと、明日香村近隣公園というちょっと立派な公園もあります。

 

檜隈寺があった場所には、現在は於美阿志神社(あみあしじんじゃ)が鎮座しており、

檜隈寺の面影は十三重石塔(重要文化財)が残るだけとなっています。

なお、この界隈は数度にわたり発掘調査がなされていて、

多くの出土品と共に、檜隈寺の境内の構造などもわかっているそうです。

 

これが於美阿志神社です。

しっかりお参りしてきました。

 

そして、

十三重石塔です。

始めからこんな形だったのかと思っていたら違うそうで、

一番上の段はかなり削れてしまって変形しているんだそうですよ。

 

境内には、

宣化天皇檜隈廬入野宮跡、と記された石碑がありました。

 

最初の地図でもお分かりいただけるでしょうが、

この周辺は史跡や歴史ある寺院の宝庫です。

有名な高松塚古墳やキトラ古墳は歩いてもすぐに行けますし、

その気になれば飛鳥寺、橘寺、岡寺も徒歩圏です。

ここだけのために遠方から来るのは?ですが、

キトラ古墳、高松塚古墳とセットなら来る価値あるんじゃないですかね。

レンタルサイクルがあれば広範囲を1日で見て回ることも可能ですし、

キトラ古墳、高松塚古墳などは駐車場も無料です。

 

この記事を見て、檜隈寺?なんじゃそら、と思った大勢のみなさん、

明日香村にはこんな史跡がたくさんあるんですよ。

山や水田の緑に囲まれて、歴史を感じる建物も多い明日香村は、

同じ田舎でもちょっと不思議な感覚が芽生えるパワースポットです。

ぜひ体験してみてください。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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