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その時、時間が止まっているように感じました。
様々な思いが走馬灯のように頭の中に浮かび、
これから起こるであろういろいろな出来事が鮮明に予知できるような状態でした。
実際のその時間は1秒くらいだったのではないかと思います。
スローモーションのようにゆっくりと、
しかし確実に重力に引き寄せられる、
そんな光景が第三者のように瞼に浮かぶ、何とも不思議な感じでした…。
物語は4時間ほど時間をさかのぼります。
金曜日に顔面を打ち付けて右瞼が腫れて変色したぐっちゃん、
もはやどうしようもないレベルにまで悪化していました。
ただ、色はえぐくなりましたが、腫れは徐々に引き始めています。
家でおとなしくしていてもいいのですが、
それで治るわけでもないので、
「夜釣りに行っちゃお!」
と外房に出かけることにしました。
7月8日土曜日PM11:00、自宅を出発しました。
梅雨時で九州地方は記録的な豪雨で被害も出ているというのに、
関東地方は早くも梅雨が開けたような好天気。
昼間は非常に気温が上がるので、夜釣りで陸っぱりという作戦です。
勝負はもちろん朝まづめ。
メインはアジングですが、お遊びでかご釣りタックルも持って行きました。
最初の漁港に着いたのは日が変わったAM0:30頃でした。
この場所では、かご釣りでアジが実績十分。
電気ウキに投げサビキでちょっと調査開始。
タナを上下させながらいろんなポイントに投げますが反応無し。
この日は満月に近い月夜で、常夜灯が無くてもけっこう明るいです。
ここでのかご釣りは1時間半ほどで釣果無しにて撤収。
うーん、ここでかご釣りで釣れないとは…。
本命のアジングの先行きが不安になります。
続いてやってきたのは超有名漁港。
ただし一級ポイントは先客が大勢。
土曜日の夜だけに徹夜組が頑張っていますね。
ぐっちゃんはランガンしながら人気の少ない方へ移動します。
人気(ひとけ)が少ない港の岸壁。
その先には大型のスロープがあります。
岸壁沿いを海の様子をうかがいながら歩いていました。
右手にはアジングタックル、
左手にはネット付きの水汲みバケツ。
想像してみてください。
普通に歩いていたら、急に地面がなくなったとしたら…。
ぐっちゃんの足は無の空間で地面を蹴ることができず、
その直後から体が傾斜を始めます。
そう、ある場所から岸壁が1mほど陸側に引っ込んでいたんです。
そして…、
冒頭のシーンに繋がります。
その時、時間が止まっているように感じました。
様々な思いが走馬灯のように頭の中に浮かび、
これから起こるであろういろいろな出来事が鮮明に予知できるような状態でした。
実際のその時間は1秒くらいだったのではないかと思います。
スローモーションのようにゆっくりと、
しかし確実に重力に引き寄せられる、
そんな光景が第三者のように瞼に浮かぶ、何とも不思議な感じでした…。
簡単に言えばスロープに落っこちたわけです(爆)
普通に歩いていて、全く想像もしていなかった落下ですから、
足を下にしてきれいに落ちるなんてできません。
落下しながら体はほぼ真横になりました。
果たしてここは海の上か陸上か?それすらわかりません。
「下は海水かな、海水だったらびしょ濡れだな」
なんて思っていました。
落下しながら、とにかくアジングタックルだけは壊したくないと思いました。
頭を打つのも避けなければと思いました。
非常に長く感じた体が横になって落下する時間が終了し、
左側を下にして激しくスロープのコンクリートに体がたたきつけられました。
落ちた場所には海水はなく、
落ちた高さは1.5m程度だったと思います。
何がどうなったのか混乱でわからなくなりかけましたが、
すぐに今の状態を把握する必要を感じました。
痛む場所はないか?
左手、特に指が激しく痛みます。
次に右足、ふくらはぎから足首にかけて…、
左肩や左臀部も痛みます。
目を開くと、空が見えました。
体は濡れていません。
首を一回りさせて周りの様子を見ると、
どうも岸壁の切れ目からスロープに落ちたということは理解できました。
「あんなところで岸壁が終わってやがる…」
一番心配だったロッドは頭側に、
すぐに諦めたバケツは足の方にありました。
体は…、
あちこち痛いですが、どこも骨折とかはしていないようです。
反転して仰向けからうつ伏せになり、
アジングタックルを確認。
頑張って守ったのと、落としどころが良かったようで、
アジングタックルは無傷でした。
動けるか?
手も肩も足も痛いですが、何とか立てました。
そして、ここで一気に恥ずかしさがこみ上げてきました。
幸い人気のないスロープだったので、
この一連の落下劇は誰にも見られなかったようです。
しょうもない自爆ネタにお付き合いいただきありがとうございます。
この時の代償は、
左手の指を中心に負った多数の擦り傷、
こらこらそこの君、「毛むくじゃら」とか「熊の手」とか言わないように(笑)
そして、
足にできたひっかいたような無数の傷…。
特に左手の指はけっこう出血もしていて、車に常備している絆創膏が役に立ちました。
しばらく痛かったのですが、
あの高さから足を踏み外して真横になって落下した割には、
大したケガもしなかったので、
自分の体の丈夫さには感心するばかりです(笑)
その前に、自分の不注意を反省しろって話ですね…。
気を取り直してアジングを再開しますが、
実績漁港も不発でした。
ここは一休みして本命である朝まづめ勝負に賭けようと車で仮眠。
ほんの30分ほどしか寝ていないはずですが、
あっという間に空が明るくなってきました。
時間はAM4:00頃。
慌てて車を出て、朝の鉄板ポイントに向かいます。
日の出。
そして、
漁船が次々に帰航してくると、朝のゴールデンタイムは終了です。
結果ですか?
チビムツの入れ食い。
やっと釣り上げた20cmほどのアジは、
不安定なテトラの上で、バケツに入れるのに失敗してオートリリース。
AM6:00、
一応ブルーカレントにも入魂できたので、納得の納竿です。
ほぼ徹夜なので、帰り道の途中で車内で仮眠を取り直し、
AM9:00頃帰宅しました。
ちなみにこの日の昼間は、
強烈な暑さでした。
がっつり昼寝して、こゆきの散歩は夜になってから。
梅雨の季節になると、我が家の近くの公園には冬眠開け?のヒキガエルが大量に発生します。
こゆき、ヒキガエルとの初遭遇。
ちょっと相手にしますが、あまりに動きが鈍いので面白くなさそうでした。
さすがに暑いので散歩の後はぐったりやお休みモードのこゆき。
次女と一緒にソファーベットでぐっすりです。
そんなこんなで週末が終了。
もちろんぐっちゃんは月曜日から仕事なのですが、
相変わらずのこの顔です。
ちょっと腫れは引きましたが、目つきの悪さは増していますね(笑)
しばらくは通勤時間に他人からじろじろ見られる日が続きそうです。
次回は延び延びになっているNEO-Gucchan号の苦労話でも書こうかと思います。
それではまた おやすみなさい
この人です。ww
目の傷大変だなぁとか思ってたらさらにそんな惨事もあったんですね。
お、お大事に(^^;
茨城出艇地でのトラブルといい、マジでお祓いが必要かもですね。
こんな時は大人しくしてるのが一番ですが、ぐっちゃんの性格上ムリかもですね。笑
トレーラーに足の指をひかれて骨折した頃から、災いがまとめて降りかかってきているような感じです。
趣味だけではなく、仕事面も…。笑えません(汗)
記事では面白く書いていますが、正直落ちた瞬間、体とタックル両方破壊されたかと思いましたよ。体の各部の状態が確認数rまで、スロープ状で横になって動けませんでした。本当にトホホです。
先週の掘り出し物ロッドみたいなこともあるので、ジッとしているわけにはいきませんよ。
仲間は今週toshiさんのプレジャーで太刀魚だそうですが、おいらは東京湾シーバスでも練習しようかな~。木更津あたりからゲリラ出船して(笑)
それはそうと、ひょっとして転落はシャレにならない事になったかもしれないと思うとガクブルですよ。
自分も最近クロックが落ちてきたようなきがするのでちょっとしたことで大怪我しそう。
用心して行きまっしょい。
早い事「織田無道」先生にお祓い受けた方がいいのでは!
念のためNEOの船首にも盛り塩しといた方がいいかもしれませんねー
お大事に♪
むしろケガは女性の気を引く重要アイテムではないかと考え、大勢にこの状態をさらす作戦に出たのですが、「病院に行った方がいいですよ」などと本気で心配してくれたのはわずか2%ほどでした。残りはほとんどが笑いのネタとして扱われました。自分の普段の行いとキャラクターを再確認できましたよ。
そもそも体の衰えを感じているからトレーラブル化しているわけで、気持ちだけが若くても仕方ないって事でしょうね。
ギクッ、やっぱり霊の仕業ですかね?なんだか吸い込まれるように落ちていったこと、あれだけは出に落下してケガがほとんどなかったこと、タックルは傷ひとつつかなかったこと、不思議だらけです。
と言いつつ、今日目が覚めて起きようとしたら、左肩甲骨下あたりがズキンと痛く、さらに首が凝り固動きが悪い状態でした。前者はコンクリートに打ち付けられた際の広範囲の打撲、後者は頭を守るために首に力を入れて落下したのですが、それが災いして一種のむち打ち状態になったものと思われます。
なーんだ、やっぱり五体満足ってわけでもないんじゃん!
とは言え、あの落ち方でこの程度なのはほぼ奇跡ですけどね(笑)
あきれ果てて何も言えません。
指で良かった、目ん玉そのものでなかって良かった、かすり傷ですんで良かった‥・不幸中の幸い?
いやいや普通はどれもやらないですよ。
やはりお祓いしかないでしょう。
散財から救ってくれる神様と怪我を救ってくれる神様は多分別でしょうから少し手間暇がかかりそうですね。
この手の記事は五目漁師さんを呆れさせるのも目的なので、目標達成ですね(泣)
何度も通いなれた漁港のスロープ脇ではありましたが、当日は大型トレーラーが停車していて、常夜灯完備で満月の夜にもかかわらず、岸壁際が陰になって暗かったんですよ。なんて言い訳にもなりませんねー。
普段起きなかった買ったトラブルが起こるのは、何かのたたりとかではなく、単純に老化の結果だと思います。年と共に危機回避能力が衰え、今まででは考えられなかったミスを犯す…と。
今回は体のトラブルですが、実は仕事上のトラブルも相次いでいて、ほとほと参っているところです。仕事の方は相手がお役所だけに絆創膏貼ったらすぐに回復というわけにはいきません。頑張って残業すれば何とかなるという類じゃないんですよね。いくら僕がドMだと言っても、こいつはさすがに応えます。