今回は釣行記ではなく、観光記録です。
ストック解消のため、釣行記に挟む形で書いています。
ちなみに今回の観光記は6月9日(日)のものです。
かなり前ですね。
今回の観光記は、高野山奥之院と地元であるがゆえに後回しになっていた橿原神宮です。
神社は神、お寺は仏を祭っていて、
元々の日本は神道、つまり神社を崇めていて、
飛鳥時代に仏教が伝来し、寺が建てられました。
従って魚でいえば神社が在来種、お寺が外来種となるわけですが、
日本は外来種である仏教を追い出さずに共存する道を選んだため、
(これは聖徳太子の働きが大きいと言われています)
神道と仏教が両立できる、ちょっと不思議な国になっていますね。
まあ、タナゴの世界でも、
外来種のタイリクバラタナゴと在来種のカネヒラやヤリタナゴが共存している地域もありますから、
両方のお参りが1日で可能なことを(両方のタナゴを1日で釣ることができることを)、
感謝すべきかもしれません( ´艸`)
そんなわけで、神道代表の橿原神宮と仏教代表の高野山を1日で巡ることも可能なわけです。
6月9日は大雨だったのでちょっと躊躇したのですが、
まあ何とかなるだろうと高野山に行きました。
金剛峯寺(こんごうぶじ)や根本大塔(こんぽんだいとう)がある、高野山の中心エリアを先に見ようか、
高野山奥之院に行こうか悩んだのですが、
中心エリアの駐車場がどこも利用できなくなっていて、
仕方なく奥之院の入り口近くにある中の橋駐車場の近くに駐車、
奥之院から行ってみることにしました。
本当に酷い雨だったので、傘だけでは心もとなく、
釣り用のレインウェアと長靴で完全装備して挑みました。
雨が相当降っているのがわかるでしょうか?
本当の入り口は一の橋だそうですが、
ここはショートカットできる中の橋。
さらに奥にもう一つ御廟橋という橋があって、
そこから先は奥之院の境内となります。
内側から中の橋駐車場方面を見たところです。
一歩入るともうそこは別世界でした。
ただならぬ気配を感じずにはいられません。
中の橋周辺には企業のスペースがけっこうあって、
いろいろユニークな演出がされていて楽しいです。
このあたりは新しくて手入れも行き届いていますし、
きれいですよね。
奥へ進むと、巨大な杉の木と歴史を感じる墓石が並びます。
戦国武将など歴史上の人物の墓もあって、
これは豊臣家の墓。
なかなか贅沢なスペースを使っていましたよ。
こちらは織田信長の墓ですが、
豊臣家に比べると小さくてひっそりと存在しているため、
看板があっても素通りするところでした(;^_^A
金剛峯寺奥之院供養所。
ここでは御朱印を受け付けています。
お守りなども売っています。寺務所としての機能をしています。
たくさんの仏像。水向地蔵と言うそうです。
たくさんの方がお参りしていて、上の写真のように人が少ない時間はめったにありません。
ここを過ぎると石でできた小さな橋があります。
これが御廟橋(ごびょうばし)と言って、ここから先は御聖域となり、
写真撮影は禁止となります。
霊気というか、空気がここを境に変わるとよく言われますね。
この御廟橋の上から奥之院を撮影した写真です。
これ以上は撮影禁止なので、気になる方は実際に行ってみてください。
奥之院の参拝を終え、帰路につきます。
ちなみに中の橋駐車場から奥之院までは約900m。
途中でいろいろ見て回ると思うので、30分くらいはかかるかな。
一目散に歩けば10~15分で着きます。
また、本来の入り口である一の橋から歩くとその倍くらいかかりますね。
12:30頃に車に戻って、さあ、今度は中心部に行こうと思ったのですが、
実はこの日は特別な祭礼があるらしく、
正午から中心部へは通行止めになってしまいました。
今思えば、朝通った時に各駐車場が利用できなくなっていたのはそのためだったんです。
高野山の周りを迂回する道路を教えられて、
そこを通って早々に高野山を後にせざるを得ませんでした。
高野山観光が中途半端で終わってしまい、
一旦買い物して帰宅したのですが、
まだ十分明るいので、もう一ヶ所観光しようと出かけたのが、
自宅からほど近いのに一度も行ったことが無かった、
古事記などでは、日本の天皇は神の子孫という事になっているようですが、
天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫、神武天皇が大和の地に初めて作ったのが橿原宮で、
その神武天皇を祀るのが橿原神宮というわけですね。
まあ、そんなにすごい歴史を持つ神宮なので、
さぞかし観光地観光地しているのかなと思って行ったのですが、
うーん、夕方だからか雨降りだからか、
誰もいない…。
広い駐車場には数台車が停まっていたのみで、
周辺にはお土産屋や食事処といった観光地に定番のお店もほぼない。
参道を歩いて、門まで来てようやく参拝者を発見。
これが有名?な橿原神宮の姿です。
天皇家もお参りに来ちゃうくらい凄いところなんですよ。
先日も天皇陛下の実子である愛子様が参拝に来ていたし。
最寄りのJR駅である畝傍駅(ぐっちゃんの自宅の近くね)には、
無人駅のくせに皇族が来た時に使った貴賓室があったりするんです。
(今は使っていなくて、不定期に公開されるそうです)
中に入れるわけでもないし、正面まで行ってお参りするだけなのですが、
この日は結婚式をしているカップルがいました。
なるほど、ここで結婚式をあげれば中に入れるんですね。
もちろん本人たちだけですよ。
立派な参道に大きな鳥居。
それでも、伊勢神宮とは言いませんが、
せめて三島大社くらいの賑わいがあってほしかったなあ。
ぐっちゃん、奈良県にきてから数多くの神社仏閣やお城に行っていますが、
ここが一番拍子抜けしたかもしれません(笑)
まあ、神社というのは静かな方がいいのかもしれませんけど。
今回の観光記はこれでおしまいです。
次は釣行記書きますね。
それではまた おやすみなさい
今は、鮎釣りに行っています。梅雨も明けたらしいので、これからが本番です。
単身赴任、大変かと思いますが、お身体に気付けて下さい。
学生時代、国道156号線や157号線をよく走りました。とくに157号線は終わりなき秘境の道という感じだったです。飛騨の深い山もいいですが、吉野や熊野道の霊気漂う山もいいですよね。そろそろ気楽に行ける範囲の観光地が残り少なくなってきました。
こちらは釣り物が少ないので、渓流や鮎も視野に入れています。友釣りはハードルが高すぎるので、最近増えてきたアユイングにチャレンジしようかと計画中です。また、ルアーのアマゴ釣りも考え中。
ワカサギ釣りは近くに津風呂湖があるのですが、長野や山梨の湖とはレベルが違う感じです。
とりあえずは琵琶湖のタナゴがメインですが、せっかくなので釣りのバリエーションも増やしたいですね。