前回記事で外房には行かないと書きました。
だったらあれでしょ、と気づいた人も多いでしょう。
そう、ワカサギ釣りです。
ただし、今回は山中湖ではありません。
そしてドームでもありません。
今回は次女が用事で不参加、
ワカサギドーム船の予約もしていませんでした。
ぐっちゃんの作戦は、
「高滝湖リベンジ!ボート釣り」
です。
昨年末の、人生初のワカサギ釣りは、
高滝湖桟橋ドームで撃沈、でした。
でも、撃沈したのはドームで釣った人だけで、
周りの桟橋やボートで釣っていた人は200とか300とか釣っていたんです。
「高滝湖のドームは釣れない」
が、
「高滝湖のドームは釣れない=高滝湖は釣れない」
という変な固定概念になって定着し、
その後のワカサギ釣りは山中湖ドーム船に移行したというわけです。
でも、高滝湖のポテンシャルをちゃんと確認できていません。
ボートで釣れば、ぐっちゃんでもちゃんと釣れるのではないか?
山中湖で経験値を少し上げたので、今ならもっと釣れるのではないか?
道具も魚探も増やしましたしね。
一人なら防寒具はバッチリ揃っています。
というわけで、今回は高滝湖リベンジなんです。
高滝湖は千葉県のほぼ中央にあります。
内陸なので標高が高そうに思いますが、
30mほどと大して高くありません。
そのためかダム湖である高滝湖は、亀山湖などの他のダム湖と違い、
面積が広く浅い湖となっています。
ただし内陸ということは、夜は冷えます。
この日は遅めの5:50に到着。気温は-6℃でした。
山中湖と大して変わりませんね。
もっとも、あっちは冷える日には-10℃とかあたりまえですけど。
この時間だと第一駐車場はほぼ満車、運良く空いたスペースに駐車できました。
既に受付の前は道具で順番どりをしている人多数。
右がボート釣りの人、左がドームの人。
ドームは予約制という事もありますが、まだ2つくらいしか道具が置かれていません。
ちなみに右の列の一番後ろがぐっちゃんの道具入れです。
6:00少しすぎから受付を開始し、それぞれ思い思いのボートへ向かいます。
1人用ボート代2200円、遊漁券660円、餌の赤サシ180円×2=360円で、
合計3220円を支払い、A桟橋へ。
受付のおじさんにA桟橋の緑色のボートに行って、と言われたんです。
釣り開始、出航は6:30からなので、それまでは準備時間です。
高滝湖のボート桟橋は左からA、B、C、Dの4本。
B、C、D桟橋にはそれぞれドームが設置されています。
これはGoogle Earthの航空写真で今とは多少違います。
上の写真にはありませんが、D桟橋には横に伸びる桟橋もあって(黄色部分)、
そこでも釣りができます。
ボートはA桟橋に最も多く係留されていますが、
Google Earthの写真ではかなり少なめです。
多くのボートが出航したタイミングで写真を撮ったのかもしれませんね。
B、C、D桟橋にはそれぞれビニールハウス式のドームがあって、
その中では暖かな環境で釣りができます。
前回撃沈したのはCドーム。
なぜかドームは釣れないんですよ。
周辺は大漁でもドームの下にはワカサギはいません(笑)
A桟橋のぐっちゃんのボートから、受付方面を見た図です。
みな、準備に勤しんでいますね。
慣れないローボート、乗り込むと大きく揺れてビビリました。
NEO慣れしているのでボート内で立つのもおっかなびっくりです(笑)
6:30となり、出航可能時間になりました。
数隻のボートが、エレキや手漕ぎで出航して行きます。
ぐっちゃんの陣取ったボートの隣も、手漕ぎで出航して行きました。
言い換えれば、残った4分の3ほどのボートは出航しません。
そう、桟橋に繋いだまま、そこで釣りをするかかり釣りスタイルです。
事前情報で、A桟橋で良く釣れているというのがあって、
もう過密状態で釣り開始です。
隣が出航してくれたぐっちゃんは少し釣り場に余裕がありますが、
人によっては過密なボートのわずかな隙間での釣りを余儀なくさせられます。
まあ、嫌なら自分で漕ぎ出せばいいだけの話ですが。
ちなみに高滝湖はスロープもあり、ボートの持ち込みも可能です。
ただし、ゴムボートは不可、船外機などのエンジンは使用禁止。
エレキならOKなので、NEO-Gucchan号ならi-pilotだけで操船するならアプローチ可能です。
料金は1日1100円。
レンタルボートと同じ受付で払います。
とは言え、ボートもエレキもレンタル可能なので、
わざわざマイボートを持ち込もうとは思いませんけど。
気温が低いため、リールのスプールや、水が付着したガイドがあっという間に凍ってしまいます。
そのためラインが排出されないなど、ドームでは経験しなかったトラブルが多発しました。
気温が上がった8:00頃からはトラブルが無くなり快適になりましたが…。
なお、気温は低いとは言ってもバッチリ防寒対策済みなので、
意外なほど寒くありませんでした。
風が無かったせいもあり、手袋なしでも全然OKでしたね。
外房の爆風を思えば天国です(笑)
実は混雑しているのはA桟橋だけ。
BやC桟橋はほとんど人がいません。
これは少し時間が経った10:30頃の様子。
日が昇り、太陽光が差してきてポカポカ陽気になりました。
ほぼA桟橋周辺に釣り人が集中しているのがわかりますね。
ボートをこぎ出した人も、他の桟橋から出た人も、
結局A桟橋周辺に集まっていましたから、
この日はここがベストだったんでしょう。
さらに、ドームの中にはほとんど人影がありません。
あまりの釣れなさっぷり(というか、桟橋やボートとの差の大きさに)、
ほとんどの人がドームに見切りをつけボートに換えたのだと思います。
ぐっちゃんは魚探を使ってうろうろ魚影を探す予定でしたが、
新設した魚探の電源コードの端子が、
うまくバッテリーにはめ込めずに魚探がほとんど使えない状態になり、
さらに朝には桟橋の真下にかなりワカサギの魚影があったので、
結局ボートという釣り座を借りただけの桟橋釣りになりました。
今回のぐっちゃんの釣りスタイルです。
次女がいないので2つのリールを独占できます。
一度やってみたかった二刀流。
でも、実はこのボートの下に太いロープが入っていて、
特に左側のリールはすぐにラインがロープに絡んでしまい、
仕掛けを何度も交換する羽目になりました。
実際には右側のタックルでほとんどのワカサギを釣り上げました。
最終的にはかなり船尾よりに配置を変えたりしたのですが、
風や引き波でボートが揺れる度に左のタックルは根がかり(ロープがかり)します。
最後は右側だけ残し、左のタックルは先に片付けました。
水深はわずか4.3m。
朝のうちはコンスタントにアタリがあり、
徐々に数を伸ばします。
午前中にほぼ100尾釣り、まずまずのペースかと思いましたが、
午後に入ってぱったり釣れなくなりました。
こんな時こそ魚探+手漕ぎ作戦かもしれませんが、
見渡す限りどこも釣れていなそう。
強いて言えばもっと桟橋の岸寄りでポツポツ釣れていましたね。
退屈な時間が続く午後。
オイカワでしょうか?
ワカサギ以外の魚がポツポツかかりますが、
ワカサギは全く釣れなくなりました。
人に慣れたガチョウが、悠々と泳いでいます。
のんびりしていますが、釣果は…伸びません。
クリスティアは健気に名人誘いを続けますが、
これを使っている時は釣れていない時なんですよねー(笑)
15:00にストップフィッシング。
カウンターは112を指していますが、朝の忙しい時間帯は押し忘れが多数ありました。
受付で釣果を聞かれたので120と答えておきましたよ。
自宅に持ち帰ったワカサギの数を数えたところ、144匹でした。
あら、30以上もカウント忘れしていましたか。
まあ、カウント数と中の魚の数を見比べておかしいなとは思っていたんですけどね。
午前中だけで午後はほとんど釣果が伸びませんでしたが、
道具だけ揃えたワカサギ素人(まだ4回目)にとっては、まずまずの釣果でした。
おそらく、大量に釣っている人は500くらいいっているのではと思います。
今回はなかなか多点掛けができず、
ほとんど1尾か2尾しかついていませんでしたから、数も伸びませんでしたね。
後は左側のタックルがハリス交換などで大きくロスしたこと、
その間に右のタックルにかかっても外れてしまったりと、
もっと数を伸ばせる要素はたくさんあったと思います。
最大の誤算は魚探を使えなかったことですね。
早速奥さんに作ってもらったワカサギの唐揚げ。
うん、美味い。
でも、山中湖の方が魚も大きいし味もいいかな。
一応、高滝湖のポテンシャルを体感できましたし、
苦手意識も無くなりました。
高滝湖リベンジ、成功という事で(笑)
それではまた おやすみなさい
子供が間違えて送ってしまいました。
失礼しました。
唐揚げがおいしそうで、次回は唐揚げにしてみます!!
お子さんのいたずらですか。いったい何事だと思いましたよ(笑)
わかさぎはてんぷらを天つゆか塩でたべるのと、唐揚げとどちらも美味しいですよね。
個人的には西湖サイズの大型ワカサギを塩焼きで食べるのも好きです。
でも、数に限界がありますよね。
最終的には全て愛犬のご飯になります(笑)