ぐっちゃんの自宅から車で10分ほどの位置にある、
飛鳥時代の中心地・明日香村。
数多くの史跡や観光名所がある明日香村ですが、
その中で最も集客力が高い=観光名所化しているのは、
飛鳥寺や高松塚古墳ではなく、「岡寺」だと思います。
少し前になりますが、足のトラブルで大騒ぎした6月、
ようやく職場復帰して初めての週末は、
無理をしないで近場の観光地に、という事で、
岡寺をチョイスした次第です。
これはちょっと岡寺を舐めていましたね。
近場だし、楽に行けると思ったのですが、
意外に「山」でした。
けっこう上り坂や階段があって、痛めた足がまた悪化するのではと心配するほどでした。
ともかく、6月29日はカラ梅雨で高気温の非常に厳しい日だったのですが、
頑張って行ってきましたよ。
入り口ですが、もうこの時点でひとつ坂を登っています。
近くにあるもう一つの有名寺院、飛鳥寺とは大違いです。
とここまで書いて、まだ飛鳥寺の記事を書いていないのに気づきました。
ずいぶん前に行ってるんですけどね。
またの機会に紹介します。
まずは入場料を払うといただける説明書を。
上の写真をクリックすると公式ホームページに移動します。
詳細はそっちで確認してください(笑)
ぐっちゃんは写真中心で行きます。
6月だったので紫陽花がたくさん咲いていました。
この数週後に長谷寺にも行っているのですが、
紫陽花寺とも呼ばれる長谷寺はその時はもう紫陽花は花が終わりだったので、
この岡寺の方が綺麗に見えました。
このような演出は観光客を意識していますよね。
こういう努力をしている観光名所が、飛鳥地方には少ないんですよね。
あちこちに写真撮影スポットがあって、なかなか楽しい寺でした。
大師堂に、
三重宝塔もありますよ。
ようやく本堂に着きました。
立派ですね。
本堂の前には、
かわいい観音様もありました。
本堂の中には、日本三大仏のひとつとされている、
「塑像」の岡寺御本尊 『如意輪観音菩薩』様があるのですが、
飛鳥寺とは違って撮影禁止です。
本堂の正面から中に向かってカメラを向けると、
おお、ガラス越しで反射があって完全ではありませんが、
重要文化財『如意輪観音菩薩』が見えました。
土でできた日本最大最古の大仏様だそうですよ。
さらに岡寺には国宝である、開祖 義淵僧正座像もあったのですが、
現在は奈良国立博物館に寄託中だそうです。
ここからさらに坂と階段を登ると、
十三重石塔。
そして、
奥之院 石窟。
中に入ると、
菩薩さまが…。
さらに登って、
奥之院の頂上から本堂方面を見下ろすと、
こんな感じ。
ね、山でしょ。
足を痛めている奴が行くべきところではありませんね(;^_^A
「近いから」という理由だけで行った岡寺ですが、
良い意味で裏切られました。
ここはちゃんとした観光名所です。
明日香村に観光に来たら、ここだけは外しちゃいけませんよ。
石舞台古墳やキトラ古墳もいい観光地ですが、
岡寺のほうが観光地としてのボリューム感は上だと思います。
それではまた おやすみなさい
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