10月29日土曜日、ちょっとまったりしようと、
ワカサギでもテナガエビ釣りでもなく、
タナゴ釣りに出かけました。
千葉県でタナゴ釣りと言えば、
「手賀沼水系」と「印旛沼水系」が有名かと。
いずれも大きくは利根川水系に属するのかな、と思います。
もちろん、それ以外にもたくさんタナゴが狙えるところはあるのでしょうが。
以前よりネットの情報やGoogle Earthの航空写真で、
狙い目かなーと思っていた「手賀沼水系」にチャレンジしようと思いました。
手賀沼も印旛沼も船橋から30km圏内なので、
霞ヶ浦の半分以下ですし、ワカサギ釣りの高滝湖より近いんです。
手賀沼に行く途中で、ランドクルーザープラドの走行距離が60000kmに達しました。
特にこの1年は凄いペースで走っています。
ワカサギ、テナガエビ、エリアトラウトの釣行が増えたせいですね。
最も可能性があると思っていたこの川ですが、
大勢のヘラ師が竿を出していましたが、
タナゴ師の姿は見つからず。
よく見ると水位が下がっていて、
タナゴ釣りで届く範囲は水深が無く、底まで丸見えです。
ここは小さな水門になっていて、
少し深くなっているのでここで少し試してみましたが、
魚の反応はゼロでした。
むしろこの川に流れ込むホソの方が可能性はあるのかな、と思いましたが、
良いポイントを見つけられず。
ちょっと移動して手賀沼の南西にあるホソを見に行きました。
こんな感じですが、
もう何ヶ月も水が流れていないような状況で、
脂は浮いているし、草類にはヘドロのようなものが堆積していて、
どうにも汚い状況です。
さすがに竿を出す気になれませんでした。
この他、手賀川や下手賀沼の用水路にも見て回ったのですが、
どこも水位が下がっていて底が丸見えなのに、
魚の影はありませんでした。
さらに、前出の川以外では、
車が走れる道が少なく、まして駐車場も無い状態なので、
車で走り回ってポイント探しというわけにも行きません。
結局2時間ほどうろうろしましたが、
手賀沼水系は諦めて霞ヶ浦水系に移動を決意しました。
霞ヶ浦は車で走れる道が湖の周辺にありますし、
川やホソの周辺も道路が走っていて、その気になれば駐車も可能です。
このあたりは手賀沼とは大違いですね。
なるべく近いところで、という事で、
このポイントは本湖の「有名テナガエビポイント」の近くです。
水門があって葦が生えている、まさにタナゴがいそうなポイントですね。
釣り始めると、程なくアタリが出始めて、
簡単にタナゴが釣れました。
でも、これはオオタナゴです。
特定外来種ですね。
このポイントではなぜか他の魚は釣れず、
釣れてくるのはオオタナゴばかり。
病気持ち?のオオタナゴも。
1時間ほどで20尾ほどオオタナゴを釣ったところで、
このポイントはよしとしました。
これは釣果の一部です。
その場でリリース。
そしていつもの川に移動。
ん?1週間でかなり水位が下がっています。
ちなみにこれが先週の写真の同じ場所。
先週はほとんど水中に隠れていた杭が、
30cmほど露出しています。
釣れるのは安定のブルーギル。
場所移動して、
今度はモツゴ(クチボソ)の連発。
流れが緩く釣りやすかったのですが、
タナを変えても釣れるのはクチボソばかり、たまにギル。
ようやく、
キレイな体色のタナゴ。
これはタイリクバラタナゴですね。
この1尾のタナゴを釣るために、
この川では数十尾のモツゴとブルーギルを釣りました(笑)
やはり、タナゴ釣りはポイント選びが難しいですね。
手賀沼水系はそのポテンシャルを確認できずに終わりましたし、
霞ヶ浦も今回のポイント周辺はオオタナゴが圧倒的多数です。
同じ霞ヶ浦水系でも他に行けば比率が変わるという噂なので、
次回はテナガエビのマイポイントや、北浦方面も探してみようかなと思います。
印旛沼水系は…、
航空写真で見る限り、なかなか良さげな場所が見つからないんですよね。
手賀沼に二の舞になりそうな気がします。
というわけで、世界最初の釣りターゲットと言われるタナゴ釣りですが、
入り口でもたもたしていてなかなか結果が出ません。
この日も結局霞ヶ浦に行ったので、走行距離は50kmの予定が150kmになってしまいました(笑)
ワカサギ、テナガエビに続く小物釣り、
結果が付いてくる日が来るのでしょうか…。
それではまた おやすみなさい