静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

卒業生の活躍

2017年04月03日 14時37分54秒 | 卒業生の活躍

漁師になるための学校、漁業高等学園、園長の青木です。
学園にも2名、新しいスタッフが来ました。
全職員、心機一転でがんばります。

ところで、3月に巣立っていった47期生たち。
西伊豆の棒受網漁船に就職した卒業生が焼津の小川市場で水揚げをしたので見に行きました。
カメと呼ばれる魚が入っている水槽と、市場での魚の仕分けの両方を、行ったり来たりで忙しくこなしていました。
この船は100トン以上で棒受網漁船では大型です。
このため、他の船が出漁しないときにも漁に出ることができます。
乗船実習では船酔いに苦しんだ彼。
まだ、天候の悪いときには船酔いの苦労はあるそうです。
仕事に慣れていないので、体力的には大変らしいですが、元気に働いていて私も嬉しかったです。
ぜひ、自分で獲ったサバやオアカを家に持って帰ってください。

隣のさば船では46期生の姿がありました。

漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 【さば船】
静岡県は全国でもトップクラスのサバの水揚げがあります。
小川市場は秋にさば祭りをやるくらい、さばが主要な水揚げ物です。
その水揚げをするのが、まき網と棒受網です。
棒受網はゴマサバを獲るときで、マサバは同じ船がタモすくいで行います。
どちらにしてもサバを獲るので、「さば船」と言うことが多いです。
主要漁場は伊豆諸島海域で、出漁の翌日には水揚げです。
彼の船は大型で、秋には北海道沖にサンマも獲りに行きます。

 園長のつぶやき
さて、今週から平成29年度がスタートです。
新しい職員と、今年度の学園運営についての話も行いました。
学園のプログラムも柔軟に変えていきますよ。
ブログでは、卒業生の紹介を増やしていこうと思います。
辛いこと、楽しいこともたくさん書きたいと思いますので、漁師になりたい人は参考にしてください。

コメント
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