静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

準備中...

2017年04月04日 11時37分05秒 | 学園紹介

漁師になるための学校、漁業高等学園、園長の青木です。
昨日は新しいスタッフで初の職員会議を行い、新年度の改善点などを話しました。

入学式は明後日でが、同時に準備を進めているのが、9日にある焼津みなとまつりです。
入学直後の生徒に頼ることもできず、職員だけでの対応になります。
しかも初めての参加なので、いろいろ手探り状態です。
でも、焼津を盛り上げるために、学園もがんばりますよ!

テントの大きさに合わせて、実習棟で展示物を並べてみました。
生徒募集ポスターもA1サイズで用意しました。

パネルが多いので、風対策をどうするか思案中です。
他にも、マグロはえ縄漁船の模型、六分儀、コンパス、びん玉などを展示予定です。

ところで、9日の降水確率は60%。
風に加え雨も。..大丈夫かな?


漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 【六分儀】
天体や物標の高度、水平方向の角度を測るための道具です。
弧が60°(360°の六分の一)であるところから六分儀と呼ばれます。
六分儀は船舶の天測航法用に使用されてきました。
太陽がある位置の角度(高度)を測ることで、自分の緯度が分かります。
陸が見えない海で、緯度が分かるだけでも貴重な情報です。
現在の船で使われることはありませんが、六分儀を理解することで緯度の意味を深く知ることができます。
11月の乗船実習では、学園生も六分儀で緯度の測定をします。

 園長のつぶやき
入学時は、どの生徒も漁師になる強い志があるはずです。
しかし、毎年数名、その気持ちが薄れていき退学となります。
そんな生徒をなくすために、今年度は新しい試みを行います。
果たして、どれほど効果があるか...?
何をするかはお楽しみ。
また、ブログで紹介しますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする