静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

卒業生の活躍(マグロはえ縄漁船2)

2017年04月12日 15時05分47秒 | 卒業生の活躍

漁師になるための学校、漁業学園、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

昨日お知らせした、まぐろはえ縄漁船の出航。
実はあと2名、卒業生が乗っています。
まずは43期のN君。
3年間の乗船履歴を満たし、もう海技士になっています。
1等機関士として、昨日紹介した47期生と同じ第38福久丸で出航です。
機関の管理も慣れたものです。

そして46期のH君。
昨年のブログで初出航を紹介しています。
http://blog.goo.ne.jp/gyogaku/e/b4bc2df6f7a33d2f1f3a1611da2f2a69
もう慣れた顔つきで不安はみられません。
第32福久丸で30分早く出航していきました。
もう慣れた顔つきで不安はみられません。
第32福久丸で30分早く出航していきました。

長期航海で、荒れた海での操業もある遠洋まぐろはえ縄。
それを知った上で学園生は自分の意志で漁に出ます。

漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp

 【遠洋まぐろはえ縄の収入】
以前は、稼げる仕事の代表だった遠洋まぐろはえ縄。
このため、あやしい人、危ない人も少なからず乗っていました。
現在の年収では、他の遠洋漁業と比べて特別高くありません。
(具体的な金額は、学園の説明会でお話ししています)
その割には航海が長く、働く時間も長いので人気があるとは言えません。
しかし、おかげで変な人は乗ってこなくなりました。
そして、長い乗船生活のため、陸上での家賃、食費などの生活費はほとんどかかりません。
好きでなければできない仕事ですが、海の仕事は多かれ、少なかれ似たようなものです。
忙しない陸上生活を離れ、魚を獲る仕事。
それに魅力を感じる人は学園に来てください。

 園長のつぶやき
ロープワーク実習が始まっています。
簡単な結び方からスタートです。
覚えるのは、それほど難易度が高くありません。
このため、一度できると手を休めたり、話を始める生徒がいます。
・・・学園に来た自覚が全然足りません。
目をつぶっても、どんな体勢でも、どんなロープでも
素早く、正確に、きれいにできなくてはいけないからです。
限られた実習時間を有効に使うことができるか?
もったいないなぁ、と思う生徒が何人もいました。
自覚を促す声を、今日の朝に全員にかけました。
伝わるかなぁ。

コメント
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