漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
12月16,17日で今年の見学会も終了です。
もし、これから見学された方はギリギリまで対応しますよ。
下に書いてあるメール、あるいはお電話にて、私にご相談ください。
昨年度も1月にお二人の見学がありました。
実習船やいづは那覇港に到着。
12,13日は学園生も沖縄観光です。
13日は定期観光バスで、丸一日、美ら海水族館、今帰仁城跡などを回ったんじゃないかな。
上陸中は専攻科生とは別行動なので、13日の日誌は省略します。
そして、14日は予定を早めて出航。
焼津帰港も一日早い、17日になります。
【水産高校専攻科生の主直日誌】
12月12日
今日、沖縄に入港しました。今回の操業はやりきった感が少し足りなかったので、次の航海では完全燃焼して終われたら良いと思います。
3度目の沖縄ということで、今まで行ったことがない場所で見聞を広めてきました。
焼津では食べられないような南国のフルーツや食べ物、修学旅行ではチャレンジできなかったことをしてきました。
ヘリコプターや戦闘機が多く飛んでおり、騒音が大きかったです。
観光が有名な沖縄ですが、現地に行かなければ分からないことが多くあるのだと改めて感じました。
明日はサバニ乗船など、体験したことのない事をするのでとても楽しみです。
那覇寄港中は修学旅行や観光では決して体験できないことや、地元の方しか知らないような事を沢山聞いて、楽しみながら見聞を広めたいと思います。
12月14日
帰りの航海では時化が予想されるため、那覇出港の予定が1日早くなり、本日が出港日になりました。
沖縄での上陸研修を振り返ると、様々な体験や経験ができ、とても充実した寄港地研修になったと思います。
今回の研修では「故きを温ね、新しきを知る」その言葉の意味がよくわかりました。
サバニの体験航海や見聞実習で学んだことはとても貴重なことでした。
絶対に忘れないようにしたいと思いました。
この航海もあと少しで終了になってしまいます。
寄港地で少し息抜きをし、気が緩んでいる人もいるかも知れないですが、もう一度気を引き締め直し、残りの航海も安全第一で取り組んでいきたいと思います。
(補足説明)
国際信号旗・・海の上で船同士が通信するための使う旗です。
文字旗、数字旗などがあります。
文字旗はアルファベットを一文字を表しますが、それぞれに意味があります。
写真で降ろしている旗はP旗で「本船は出航しようとしている。全員帰船されたい」の意味があります。
水産高校の引率教員の報告は
12月12日
南方から来た我々には若干寒さを感じた。那覇は焼津出港時位の気候である。
明日は、糸満まで沖縄の伝統的な船サバニに乗りに行く。
私たちは船文化の見聞実習と考えている。
12月14日
南方の熱帯低気圧は台風に変わり、日本列島上には新しい低気圧が近づいている。
この時期の台風はそれほど影響ない、後者の低気圧がどの程度発達するかが気になる。
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
園長のつぶやき
専攻科生は何度も経験している沖縄上陸ですが、学園生はたった一度。
それでも、これが生徒にとっては修学旅行用のような思い出になります。
乗船実習自体が「修学」旅行なんですけどね。
カツオを釣る実習も終えて、ほっとしながら沖縄を楽しんだと思います。
とは言え、今回の実習船やいづの航海で釣りあげたはカツオは、遠洋カツオ漁船より二桁少ないレベルです。
本当の操業の大変さは、実習船では経験できないのも事実です。
一人前の漁師には簡単にはなれません。
それでも、初めて大型船に乗った生徒たち。
みんな、精一杯、実習を行い漁師に一歩近づいたはずです。