学園の現施設は20年前に整備しました。
20年経つと、ところどころに老朽化が出てきます。
このため、毎年少しずつ修繕や入れ替えをしています。
今回はベットの入れ替え。
まずは、古いベットをバラして処分です。
来年度の入学生は、新しいベットが待っている、かも?
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
2月も見学会を行いますよ。
詳しくは学園ホームページ、または漁師.jpをご覧ください。
園長のつぶやき
漁師になるために学園に来るのはお得か?
・・・の続きです。
さて実際に、学園に来なくても漁師として雇ってくれるところはあります。
ただし、外から見れば「漁師になれた」ですが、船の上では「漁師の見習いになれた」と言う意味です。
これは、学園の卒業であっても同じこと。
就職したら、見習いとしての生活が始まります。
まず、先輩漁師と話ができて仲良くできるか?
これは大問題。次のような人は注意。
「おれは誰とでも仲良くできる」
「誰とでも、話ができる」
本当にそうなら良いですが・・・
だいたいが、自信満々の人の方が怪しいです。
加えて、見習いですからね。
自分から先輩にあいさつし、例え年下であっても先輩に対しての話し方が求められます。
これができなれければ孤立して、漁師としてやっていけません。
操業日数の長い遠洋、沖合漁業はもちろんですが、日帰りの沿岸漁業も例外じゃないです。
実は遠洋、沖合より厳しい場合もあります。
沿岸漁業の場合、
「漁師になる」 = 「その地域(漁村)のコミュニティ(漁師仲間)の一員になる」
ことを意味します。
そこで生まれ育った人ならともかく、よそ者なら簡単に馴染(なじ)めません。
多くの漁村は閉鎖的ですから。
つづく。