新しいベットが来たので、生徒に手伝ってもらい組立を行いました。
さっそく段ボール箱に入っているパーツを取り出していきます。
組立よりも大変なのが、残ったビニール袋、クッション材、段ボール箱。
みるみる一階廊下に貯まっていきます。
最後には人が通れないほどに。
一方、屋外では処分する旧ベットを最終分解。
廃棄業者が持って行きやすいようにまとめます。
天気も良く、作業合間にアイスを食べました。
これが完成したベット。
4月に入学する50期生は、このベットを使ってもらます。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学はいつでも受付しています。
日程については園長にご相談ください。
なお、学園への入学に関係なく、漁師になるための質問にもお答えします。
園長のつぶやき
ある見学者が言っていました。
「学園には来ないで、知り合いの漁師に弟子入りするかもしれない」
さて、どう思いますか?
わざわざ学園で1年間を使わなくても、雇ってもらった船で教えてもらえば良い。
給料ももらえるし。
こう考える人、実は多いんです。
いや、実態はほとんどかな。
すぐに稼ぐ必要がある人は仕方ありません。
でも、もし違うならお勧めはできません。
一番の理由は、漁師は魚を捕ることを最優先ですが、学園では身を守ることを最優先に教えるからです。
そして、長くなるのでもう一つだけ。
例え一流の漁師でも、
「教えることが上手だとは限らない」
と言うことです。
漁師は職人の世界と似ています。
理由や理屈を説明しながら、手取り足取り教えてくれることは期待できません。
特に高齢の漁師は「見て覚(おぼ)えろ」です。
面倒見(めんどうみ)の良いな漁師もいるので、やさしく教えてくれることはもちろんあります。
とは言っても、教えることは素人(しろうと)です。
加えて、漁師言葉が分からないですよ。
学園の職員は現役の漁師ではありません。
でも教えることは本職です。
いつも「どうすれば、分かってくるか」を考えています。
そして15才から入学してくる生徒の対応に慣れています。
ただ教えるのではなく、
「なぜ、こうするのか?」
を必ず説明します。
これからの長い漁師生活を考えてください。
現場で得られない勉強をする一年は価値があると思いますよ。