静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

刺し網実習(機関専攻)

2019年02月14日 09時00分00秒 | 実習

二日続けての「わかたか」出動です。
前日の航海専攻に続き、機関専攻の生徒が刺し網の実習を行いました。


やったことは前日と同じなので説明は省略。
魚は捕れませんでしたが、みんな楽しく実習をしたようです。


Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
2月も見学会を行いますよ。
詳しくは学園ホームページ、または漁師.jpをご覧ください。
なお、学園への入学に関係なく、漁師になるための質問にもお答えします。

 園長のつぶやき
船で働く人を大きく分けると、甲板員と機関員になります。
・・・他にも通信員とか調理員などもいますが、ちょっと省略。

昔のように機関(エンジン)がない船なら、甲板員ばかりです。
甲板とは船の床のことですから、船で働く人は基本的に甲板員なんですね。
学園の航海専攻を卒業すると、この甲板員として船に乗ります。

機関員はエンジンや発電機、冷凍機などの機械を保守管理するスペシャリストとして
船に動力がついた以降に加わった船員です。

甲板員と機関員は仕事が本来別。甲板での作業は原則として機関員は行いません。
しかし、漁船はちょっと違います。
漁船で一番大事なのが魚を捕ること。
だから機関員も作業に加わります。
学園では甲板作業を機関専攻の生徒も実習するのは、これが理由。

と言う訳で、機関員は二足のわらじで大変です。
ただし!

甲板員の行う甲板作業が、機関員よりもできが悪いければ、ちょっと笑えません。
やはり甲板作業の専門家として高度な技術が求められます。

コメント
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