冬休みに入って、学園も静かになりました。
生徒のいない期間中は遠洋航海実習で引率職員が記録した写真をご紹介します。
まずは出航前に水産高校専攻科生と顔合わせの様子。
各生徒が自己紹介をしました。
そして出航。
出港後、まだ船酔いもなく生徒はリラックスしていました。
翌日には明石海峡を通って瀬戸内海に入りました。
朝食後はタンツー(デッキみがき)。
そして瀬戸大橋を通過です。
ダッシュ島もみつけたそうです。
職員差し入れのミカンをほおばる生徒たち。
こっそり言うとミカンは消化が悪いので、酔いやすい人は食べないほうがいいです。
瀬戸内海では錨泊(びょうはく)しました。
夜間航行をせず、錨を下ろして停泊です。
そして翌朝は豊後水道(ぶんごすいどう)を抜けて鹿児島へ向かいます。
瀬戸内海を出たとたん、再び船酔いも発生です。
動画はタンツー(甲板みがき)と航海当直です。
令和2年度の入学試験は、今週から願書受付が始まっていますよ。
お待ちしています!
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/recruit.html
静岡県立漁業学園
漁師になりたいと思った方は、まずは電話、Eメールでご相談ください。
私がどんな質問にもお答えしますよ!
もちろん、ムリに入学をお勧めすることもありませんので、ご安心を!
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくは学園ホームページをこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html
園長のつぶやき
遠洋航海実習には水産高校の「実習船やいづ」を使うのは、現在の実習船になってからです。
その前は水産技術研究所の遠洋調査船「富士丸」を使っていました。
富士丸は水産高校の専攻科生も乗船実習に使うことがあったそうです。
富士丸の廃船と共に、実習船やいづが学園と共用となりました。
最初の富士丸は、明治に作られた日本で最初のエンジン付漁船として誕生しました。
画期的だったのは、エンジンでより沖まで行くことで魚がたくさん捕れることを実証したこと。
このため多くの船がエンジン付になり、焼津が遠洋漁業の基地になりました。
第七世まで続いた富士丸も今はありません。
どの県でも調査船は激減ですが、船だからできる功績(こうせき)もあるんですよ。