ご存知の方も多いと思いますが、ダム・ダン・ライさんは1973年ヴェトナム生まれのアーティスト。札幌から留学していた漆作家の渡辺ひろ子さんと結婚して、いまは拠点をこちらに移し活発に絵画や彫刻の制作・発表をつづけています。
小樽市の、銭函よりやや小樽市街寄りの春香町というところに築50年の中古住宅を見つけ、昨年1月、全面的な改装作業に着手。
床を代え、屋根をすこし延ばして塗り替え、窓はつぶ . . . 本文を読む
くたびれきって、昼すぎまで寝ていた。
午後3時になってようやく外出。ダム・ダン・ライさんの新アトリエでオープン記念展をあすまで開いているので、見に行くことにする。
バスと地下鉄で札幌駅まで行き、快速電車に飛び乗り手稲へ。
手稲駅でバスに乗り継ごうとしたら、張碓(はりうす)行きの便は5分前に出たばかりのよう。次のバスまでは20分もある。どうやって時間をつぶそうかと、まず小用を足して、ト . . . 本文を読む
セラミックアートセンターというと、陶芸とかやきもののイメージが強いですが、ガラスの作品収集や展覧会にも力を入れています。窯で焼成するという点ではガラスも同様ということなのでしょうか。
とりわけ今年の特別展は、陶芸にスポットを当てたものが少なく、柿崎均さんの個展と、この豊平硝子の展覧会が、目を引く企画になっています。
(あと、鳥瞰図の展覧会もおもしろかったけど)
この展覧会では、豊平硝子で製 . . . 本文を読む
茶廊法邑へ向かう足取りは重かった。
法邑が気に入らない場所だとか佐野妙子さんの絵を見たくないとか、そんなことではもちろんない。
さいきん、毎朝、やたらと体がだるいのだ。
雪道を踏みしめながら思う。
いったいじぶんという存在は、なんなのかと。
なにか、とりえがあるのだろうか。
美術について基本的な勉強を積んだわけでもないし、油絵が描けるわけでもない。
むろん、人並みはずれた美意 . . . 本文を読む