札幌には10の区があるけれど、ほかにこんな展覧会をひらいている区があるのかどうか。筆者はきいたことはありません。
会場にいらした出品者のひとり、西村一夫さんにお聞きしたら、最初は区民センターのロビーという狭苦しい会場で、それを理由に出品を渋る人もいたそう。
近年は、札幌サンプラザという広くて、交通の便も良い会場で、おおむね30号が上限ということです。
(筆者の記憶が正しければ、ここはかつ . . . 本文を読む
「学生STEP」は、札幌圏の大学・高専・専門学校の学生たちが学校の枠を超えて自らの表現を発表する場です。
さっぽろテレビ塔でひらかれた第1回から数えて5回目。いやー、よくつづいてるよなあ。実行委のみなさんの努力と熱意には頭が下がります。
今回は実行委員長の北岡蘭さん(道都大)じきじきに
「どんどん写真撮っていってください」
と言われたので、気をよくして、たくさん紹介したいと思います。
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冒頭の写真は、ギャラリーたぴお(中央区北2西2、道特会館 地図A)の看板である。
主宰者の竹田博さんが入院しており、実際の切り盛りは、岩見沢市栗沢町美流渡に住む美術家の林教司さんが担当している。
林さんは「北海道美術ネット」でもおなじみの作家で、新道展会員。たぴおでしょっちゅうひらかれているグループ展ではほぼ皆勤という実績があり、たしかに住んでいる場所は遠いのだが、たぴおをバトンタッチす . . . 本文を読む
岩見沢市栗沢町に住む堀さん。
東京出身で、発表もほとんどが東京でしたが、昨年に札幌芸術の森美術館でひらかれた「北の創造者たち Lovely」に出品。道内デビューが美術館という、めずらしい登場でした。
昨年はアリアンス・フランセーズ札幌でも個展を開催しています。
「人形作家」であることはまちがいないのですが、かわいさが前面に出ることの多い布製の動物の人形にしては、どこか陰があるというか、 . . . 本文を読む